『アメトーーク』ロリコン発言にテレ朝「さまざまな意見がある」…渦中の“カラタチ”に同情の声も
#お笑い #テレビ朝日 #吉本興業 #芸人 #第7世代
22日に放送された『アメトーーク』が物議を醸している。
この日は「もっと売れたい芸人」というテーマで、トークが展開。そんな中、アイドルオタクとしても知られる吉本興業所属のお笑いコンビ・カラタチの前田壮太にスポットが当たる場面があった。前田は若い女性が好きだということを追求されるくだりで、「虐げられているんですよ、ロリコンって言われて。小さいアイドルを応援していると。アメリカの仲間とか、体内にGPSとか埋め込まれてますよ」と発言。
アメリカでは性犯罪者にGPSを装着されることは有名だが、そうした犯罪者を“仲間”と称したことが、SNSを中心に物議をかもす結果に。これを受け、27日に行われたテレビ朝日の定例会見で西新取締役が「さまざまな意見がありますので、しっかり受け止めさせていただいて、次回以降、番組の作りに反映させていければと思います」と見解を述べた。
定例会見で話題にあげられるほどの大ごとに展開し、お笑い関係者からは青息吐息がこぼれている。
「カラタチは3月に放送された『アメトーーク』の『NEXTお笑い第七世代』に出演した際、重度のアイドルオタクとして注目を浴び、散々いじられていたんですね。そうした前フリがあったので、『もっと売れたい芸人』で同じようにいじられたわけですが、やっぱり“ロリコン”というワードをはっきり出すのはこのご時世マズかった。せっかく『アメトーーク』で知名度をあげたのに、まさか同じ番組に足をすくわれるとは……」
東京NSC16期生のカラタチは、今年で芸歴10年目。そろそろ、知名度をあげていきたいタイミングだっただけに、今回のことは痛手になりそうだ。
「もちろん、発言の責任はカラタチにありますが、編集サイドももう少し慎重になるべきだったかもしれないですね。彼らは『もっと売れたい芸人』の中でもダントツで知名度が低かったので、爪痕を残そうと必死になったんでしょう。テレビでのフリートークにもあまり慣れてない状況で、周りに煽られてエスカレートしてしまった部分は、制作サイドがフォローしてあげればよかったんじゃないかと。彼らは実際にロリコンというわけじゃないですし、そうした犯罪を肯定するつもりもなかったはずです。プロデューサーの加地(倫三)さんは、コンプラをかなり気にしていると聞いていたので、“ロリコン”発言をそのまま流してしまったことも意外でした」(テレビ局関係者)
イメージダウン必死のカラタチだが、ここからどう再起するのか。芸人としての真価が問われることになりそうだ。
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