トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『フリースタイルティーチャー』品川祐、あのパンチライン!?

『フリースタイルティーチャー』品川祐、今こそ「おしゃべりクソ野郎」のパンチラインを使う時だ

【完成】『フリースタイルティーチャー』品川祐、今こそ「おしゃべりクソ野郎」のパンチラインを使う時だの画像1
『フリースタイルティーチャー』(テレビ朝日系)

 10月21日放送『フリースタイルティーチャー』(テレビ朝日系)で、MCバトル総当たり戦2nd Seasonの初レッスンが行われた。

ゆいPにダメ出ししまくり! 意外に辛口の崇勲ティーチャー

 ゆきぽよとペアを組んだのはIDだが、彼の指導法が面白いのだ。まず最初に課したのは、己の武器を明確にさせる「パンチライン作文」だった。例えば、「自分のイメージカラーは?→ピンク」という風に、潜在的な要素を思いつく限り書き連ねる。これをすることで自分を見つめ直し、どんな武器を持っているか明確にするのだ。事前にこの作文を行うと、MCバトル中の言葉切れを防ぐことにもなる。

 これらを踏まえ、人生初のフリースタイルラップに挑戦したゆきぽよ。もちろんスキルはまだまだだが、どうやらリズム感は悪くなさそうだ。そんな彼女に対し、IDは「前世、ラッパーだわ」ととにかく褒めまくった。前回、「私は褒められて伸びるタイプ」とゆきぽよは確かに言っていたが、いくら何でも褒めすぎだと思う。ただ、ゆきぽよがレッスンに臨む姿勢は至って真面目。好感が持てた。真面目なときのギャルはなぜか可愛く見えるから不思議だ。

 ゆいP(おかずクラブ)の指導を担当する崇勲は、すでにレッスン前日に宿題を出していた。Zeebraの楽曲「MR.DYNAMITE」を、歌詞を見ながらでいいので歌えるようにしておくという課題である。そしてレッスン当日、実際にゆいPに歌ってもらうと、完全にしどろもどろだった。ティーチャー・崇勲の採点は低評価で「22点」とバッサリである。しかし、「拍に合わせて体を揺らす」「韻があるポイントを意識する」とアドバイスした途端、俄然カッコ良くなったゆいPのラップ。5回目のチャレンジでは、辛口な崇勲が「これは完璧じゃないですか」と絶賛したほどである。

 この勢いに乗って、そのままゆいPにフリースタイルをやらせることにした。しかし、まだレベルに達していない。テンパってるし、ビートアプローチもできていなかった。「頼んだよUber Eatsで寿司を」「ナポリタンも食べたよ」とラップはしているものの、終始照れ笑いが漏れていたのもいただけない。ラップすること自体に恥じらいを持っているようだ。崇勲はシビアにダメ出しした。

「MCバトルとかでよくいるんですけど、相手のアンサーを返すのに『俺は~~なんだよ!』って喋り口調になるのがすごい勿体ないなと思って。だから、ラップをしっかりやり切る」

 つまり、「CMが来たよ」じゃなくて「私達に来たCM」のように体言止め、倒置法を使うこと。そうすることで韻が踏みやすくなる。筆者も喋りラップは大嫌いなので、崇勲の言うことは本当にうなずけた。真面目そうなゆいPだけに、これらのアドバイスに気をつけていれば上達していくはずだ。

 続いては、原田龍二&裂固ペア。申し訳ないが、レッスンが始まる前からこのチームには不安が大きかった。2人は26歳差で親子ほど年齢が違うし、裂固は見るからに原田に気を遣っている。教える側のティーチャーが敬語で、教わる側の原田がタメ口という不思議な関係性も引っかかった。

 ただ、モチベーションは高そうだ。詩を書くのが趣味という原田は、8小節の中に組み込めそうなオリジナルのパンチラインをノートにびっしり用意してきていたのだ。練習期間は限られているし、年齢的にハンデがある原田。この際、彼はネタ前提の戦い方でもいいと思うのだ。もちろん、誰かしらに攻撃されるであろう“4WD不倫”についてのカウンターも用意しておくべき。原田は長いキャリアを誇る役者である。なんだかんだ、最終的には及第点のレベルまで成長してくれると願っている。

12
ページ上部へ戻る

配給映画