『この恋あたためますか』森七菜VS石橋静河勃発!? 知られざる過去が明らかに…
#中村倫也 #森七菜 #この恋あたためますか #火曜ドラマ
10月20日スタートの森七菜初主演ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)は、初回の世帯平均視聴率は9.4%(関東地区・ビデオリサーチ調べ/以下同)で、まずまずの滑り出しだった。その第1話を振り返りながら、今夜放送の第2話の見どころを、探っていきたい。
森演じる主人公・井上樹木はアイドルになる夢に敗れ、コンビニでアルバイトをしながら、趣味でコンビニスイーツの批評をSNSにアップすることが唯一の楽しみ。ある日、中村倫也演じるコンビニチェーンの社長・浅羽拓実と偶然に出会うも、出会い方は最悪。一方、浅羽は業界下位のコンビニ『ココエブリィ』を立て直すために、親会社から出向してきて新社長に就任、チェーンの改革と自らの成功をたくらむ。
樹木のスイーツ批評が的確だと業界で噂になっていることを知った浅羽は、樹木にスイーツ開発を手がけるよう依頼。スイーツ制作専門の会社「ドルチェキッチン」に所属するパティシエ、新谷誠(仲野太賀)とともにシュークリームの開発に成功した樹木だったが、付き合っていた彼からは手酷く振られてしまう。その後、雨の中でずぶ濡れになり悲しみに沈んでいる樹木のもとに浅羽が現れ、樹木の労をねぎらい、落ち込んでいた樹木の顔に笑顔が戻る、といったストーリーだった第1話。
第2話で注目したいのは、女優の石橋静河。コンビニ本社「ココエブリィ」商品部スイーツ課に勤務する北川里保の役を演じる。
石橋は父に俳優・石橋凌、母に女優・原田美枝子を持ち、近年注目されている実力派の2世女優。第1話ではさほど出番がなかったが、第2話では新作シュークリームの商品化を巡って、どちらのアイデアを採用するか、樹木と里保が勝負をして決定するという展開に。さらに、予告では最新スイーツ店を訪れた里保が偶然、浅羽と出会い、“終わったはずの関係”というテロップが流れ、2人が過去に恋仲だったことを匂わせるシーンも。さらに樹木の「今度は勝ちたいんです」という声と“恋の勝負も始まります”というテロップ。第1話では浅羽を「おっさん」呼ばわりしていた樹木も、スイーツ作りへの思いとともに浅羽への恋心も新たに生まれ、加速しそうな予感だ。恋愛でも仕事でも、負けられない、そんな勝負が始まる。
演技力には定評があり、女性から絶大な人気を誇る中村と、実力派女優の石橋、さらに演技派で知られる仲野。そこへ主演の森がどこまで演技で肉迫できるか。4人の想いとストーリーが複雑に絡み合って進み始めたとき、その点も今後のドラマを左右させる重要なポイントとなってくるだろう。
第1話では中村のイケメン社長ぶりと仲野の壁ドンに、視聴者からはSNSで「最高!」「キュンキュンした」などといった黄色い声が上がり好感触のスタートだった。森に対しても「めちゃめちゃ可愛い」「表情豊か」など応援する声が上がる一方で、樹木の役どころに対しては「ヒロインの態度が悪すぎる」「性格悪すぎ」などと、共感できないというマイナスの声も多く聞かれた。
第2話では樹木がどう成長していくのか。里保の登場によって、刺激を受け仕事に恋に真剣に向き合い、取り組んでいく視聴者が応援できるようなヒロインとなっていくのか。
ちなみに、1月期に同じ火曜10時枠で放送されていた上白石萌音主演の『恋はつづくよどこまでも』も初回の視聴率は、2桁に届かず9.9%だった。だが、そこからぐんぐんと数字を上げて、最終回は15.4%を記録、大ヒットドラマとなった。『恋つづ』も最初は冷酷な医者に、恋に仕事に懸命なヒロインが猛アタック、恋愛を成就させる物語。ここまでの設定はどこか『恋あた』と似ている。果たして最終回に向けて、同じようにブームを巻き起こすことができるだろうか。
■番組情報
火曜ドラマ『この恋あたためますか?』
TBS系/毎週火曜日22時~
出演:森七菜、中村倫也、仲野太賀、石橋静河、佐野ひなこ、利重剛、市川実日子、山本耕史 ほか
脚本:神森万里江、青塚美穂
演出:岡本伸吾、坪井敏雄大内舞子
プロデュース:中井芳彦、黎 景怡
音楽:木村秀彬
主題歌:SEKAI NO OWARI 「silent」
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/koiata_tbs/
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