菅首相のサプライズ人事のおかげで蒸し返されそうなTBSの“黒歴史”
#政治 #TBS #菅義偉
先月発足した菅義偉政権だが、首相就任後のサプライズ人事が、安倍政権に批判的な立場をとっていた前共同通信論説副委員長の柿崎明二氏の首相補佐官就任だった。
直前まで報道機関にいた人物を首相補佐官に起用するのは史上初。異例の大抜擢となった。
「首相と同郷の秋田県出身。毎日新聞を経て1988年に共同通信に入社。菅首相が1期生の時からの付き合いだというが、柿崎氏が抜てきされた背景には、柿崎氏のバックにいる人物の影響力があるともっぱらのうさわ」(永田町関係者)
一部報道によると、その人物は政官財界から芸能界まで幅広い人脈を有し、「永田町のタニマチ」「政界のフィクサー」と呼ばれているという。
「X氏はあるシンクタンクを率いているが、マスコミにも広い人脈を持っている。年に数回、会合を催し、テレビ局や新聞社の政治部幹部、週刊誌の記者などが顔を出すのですが、この会合のマスコミ側の中心人物が柿崎氏。菅首相はX氏のバックアップを期待して柿崎氏を起用したことは疑いようのない事実だろう」(全国紙政治部記者)
ところが、このX氏、今やTBSにとっての“黒歴史”となったある事件の中心人物だったというのだ。
「99年に月刊誌『噂の真相』が『TBS乱交パーティー事件』をスクープしたが、その主催者の芸能プロ社長だったのがX氏。参加していたのは、TOKIOの長瀬智也、山口達也、松岡昌宏、Kinki-Kidsの堂本光一、俳優の東幹久、加藤晴彦、小橋賢児、いしだ壱成、TBSのアナウンサーそして、同局の幹部ら。女性側は当時の人気バラエティー番組『ワンダフル』のに出演していた『ワンギャル』たち。その後、一部週刊誌には写真まで流出したが、ジャニーズが圧力をかけほかのメディアは報じなかった。X氏の存在がクローズアップされたが、この事件が蒸し返されそうだ」(芸能記者)
菅首相もこの件は把握しているはずなのだが……。
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