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『共演NG』は“汚い言葉”が飛び交う!? 業界のタブーに切り込んだ問題作が今夜スタート

『共演NG』公式サイトより

 秋元康が企画を手がけるドラマ『共演NG』(テレビ東京系)が、いよいよ今日10月26日22時から放送開始される。

  “共演NG”とされている俳優たちやそれを取り巻く番組制作の舞台裏を描き、業界のタブーに切り込んだコメディドラマ、それが『共演NG』だ。主演を中井貴一、ヒロインを鈴木京香が務め、ほかにもリリー・フランキーや斎藤工といった実力派俳優が多数出演する。

 大ヒットドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)を生み出した秋元による最新作ということで、ストーリーやキャストの使い方に注目が集まる『共演NG』。“秋元ドラマ”は今回も高視聴率を獲得できるのだろうか。早速第一話のあらすじをチェックしていこう。

 弱小テレビ局・テレビ東洋の大型連続ドラマ『殺したいほど愛してる』で、結婚したい男No.1を3年連続で獲得した遠山英二(中井)と上司にしたい女優No.1に輝いた大園瞳(鈴木)という大物人気俳優の2人が、W主演を務めることになった。テレビ東洋の社運を賭けたドラマであったが、実はこの2人、“共演NG”だったのである。

 というのも、2人は以前交際しており、英二の二股交際が原因で破局しているのだ。そんな奇跡の共演に業界がどよめく中、ドラマの制作発表会が行われることに。会場に到着し、大勢のマスコミ陣の前で、再会を喜んで抱き合う2人。一見和解したように見えたが、フラッシュが鳴りやむとお互いが背を向け、遠山は「クソ女が」、大園は「う〇こ野郎」と、マスコミに聞こえないような小さな声で吐き捨てその場を去った。

 この危険な組み合わせを実現させたのは、『殺したいほど愛してる』の脚本家・市原龍(斎藤)。モニターで制作発表会の様子を見ては「イッツ、ショータイム」と囁いており、何か企んでいる様子。果たして彼は、テレビ東洋の運命を担っているにもかかわらず、なぜ業界屈指の共演NGを引き合わせるというリスキーな行動に出たのだろうか。その理由も後々明らかになっていくはずだ。

 テレビ東京公式YouTubeチャンネルにアップされたインタビューで、鈴木は「あまりにも汚い言葉を使ったりもするので……」と苦笑しており、よほどインパクトの強いセリフがあるのだろう。表舞台のにこやかさと、裏で悪態をつく姿のギャップは見物。現実の芸能界と重ね合わせてみても面白そうだ。今夜の『共演NG』を楽しみに待ちたい。

■番組情報
『共演NG』
テレビ東京系/毎週月曜日22時~
出演:中井貴一、鈴木京香、山口紗弥加、猫背椿、斎藤工、リリー・フランキー、里見浩太朗、堀部圭亮、細田善彦、小澤廉、若月佑美、小野花梨、小野塚勇人、森永悠希、小島藤子、岡部たかし、迫田孝也、岩谷健司、瀧内公美、橋本じゅん
企画・原作:秋元康
監督:大根仁
脚本:大根仁、樋口卓治
プロデュース:稲田秀樹、祖父江里奈、合田知弘、浅野澄美
音楽:堀込高樹(KIRINJI)
主題歌:Novelbright 「あなたを求めただけなのに」
制作:テレビ東京/FCC
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kyouen_ng/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2020/10/26 14:30
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