『鬼滅の刃』強奪のフジより酷い? NHKが他局の人気アニメを買い漁りで反感
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もっか、劇場版アニメが空前の大ヒット中の『鬼滅の刃』。10月10日、17日にはフジテレビの土曜プレミアム枠で2週連続放送され、15~16%台の高視聴率を叩き出している。
そんななか、素朴な疑問を呈していたのが明石家さんまだった。
「作品のファンで原作を読破しているというさんまは、24日放送のラジオ番組で『鬼滅の刃』がフジで放送されたことについて言及。『この間フジテレビでやったんやって? 鬼滅の刃』と切り出し、過去にTOKYO MXなどで放送されていたことをスタッフから伝えられると、『どういうことになってんのか。ややこしい感じやな』とコメントしていました」(芸能ライター)
もともと『鬼滅』はローカル局のTOKYO MXをはじめ、一部の地域でしか放送されていなかった。といっても、MXが制作していたわけではないため、映画公開を控えて全国ネットのフジが放映権取得しただけ。アニメ界ではよくあることで、それほどややこしい話ではない。しかし、それでもフジはあわや大魚を逃しかけたていたという。アニメ関係者が言う。
「『鬼滅』は集英社が発行している『週刊少年ジャンプ』の連載作品。集英社とフジテレビの繋がりは、『フジの天皇』と言われた日枝久氏が集英社に何度も足を運んで信頼を勝ち取り、今もフジが最優先で受け皿となっています。しかし当初、フジは『鬼滅』はヒットしないと見て却下してしまった。そこで、TOKYO MXが放映し社会現象にまでなったわけですが、それにフジは焦りまくり、集英社に頭を下げまくってなんとか、放映権を獲得することになったようです」
一方、フジテレビよりも他局アニメの「強奪癖」がついているのがNHKだ。前出のアニメ関係者が言う。
「NHKのBSプレミアムでは、『新世紀エヴァンゲリオン』が再放送されていますが、オープニング曲のラストで『神話になれ』と歌い上げる部分では『テレビ東京』と書いてあります(笑)。ほかにも、毎日放送で放映されていた『進撃の巨人』を今年1月からNHKで再放送。テレビ愛知などで放送されていた『ラブライブ!』も1月からEテレで再放送も行い、アニメファンを驚かせました。NHKは大みそかの紅白歌合戦で若年視聴者を取り込むべく、最近はアニソンに力を入れています。そのため、さも自局のアニメかのように見せるために、他局でヒットした人気アニメの放送権を買いまくっているのでしょう」
アニメの目利きに自信がなくても、 他局でヒットした作品をかっさらうのが手っ取り早いということか?
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