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ハライチ岩井『鬼滅』の社会現象に見事すぎる解説! 「おっさんコメンテーターは滑稽」と怒りあらわ

ハライチ岩井『鬼滅』の社会現象に見事すぎる解説! 「おっさんコメンテーターは滑稽」と怒りあらわの画像1
僕の人生には事件が起きない』(新潮社)

 25日放送のTBS『サンデー・ジャポン』(毎週日曜前9:54)に、お笑いコンビハライチの岩井勇気(34)が社会現象になっている『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の解説員として登場。その出演理由はラジオでの発言を受けてのことだったようだ。

『劇場版 鬼滅の刃』は公開から3日間で興行収入46億円、観客動員340万人の大ヒット。『鬼滅の刃』自体が数々のコラボ商品が発売され、日本経済にも大きな影響を与え社会現象にもなっている。

 この社会現象を受け、いろいろなニュース番組やワイドショーで特集が組まれているのだが、サンジャポで解説者として登場したのがアニメ好きでしられる岩井だったわけだ。

 岩井は自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で「ニュースのコメンテーターとかもう、おっさんばっかだからさ。なんでヒットしたかみたいなの的外れすぎてさ」と我が物顔でこの現象を解説するおじさんコメンテーターらに対して、苦言を呈していた。

 今回、これが出演のきっかけとなったようで、ラジオの音源が番組内でも流れ、爆笑問題田中裕二(55)はこの発言を受け「どうなんですか? 昼のワイドショーとか見てると腹立ってくる?」と岩井に質問。

 岩井は「僕が見たやつは、子どものヒットから大人に行った、みたいに言っていたんですけど、(出演者が)年寄りばっかりなんで、みんな納得してたんですけど、逆だと」と語り、その理由について「そもそも(週刊少年)ジャンプで連載してはいましたけど、爆発的にヒットしたのってアニメなんです。アニメって23時半からやってたんで、深夜アニメなんです。子どもが毎週欠かさず見てたっていうよりは、大人が見てめちゃくちゃはまって子どもに行って、子どもが技とか真似してまた、大人に行って、そういうムーヴなんです」と解説した。

 岩井は「鬼滅の刃」ヒットの要因について「全パラメーターが高い」と指摘。ストーリーが面白いことはもちろん、キャラクターの個性の棲み分け、わかりやすい技、ダークな世界観、敵にも物語があり感情移入できること、作画の良さなどすべての面でレベルが高く、悪い所がないと語った。

 またコロナ渦でのステイホーム中に動画配信サイトで視聴することができ、噂を聞きつけて後から見た人でも一気見できたことも、要因として上げた。

 さらに岩井は「現代人、今アニメ見たって言いたいんですよ、アニメ見たって言うことがなんとなくトレンドみたいになっていて」「鬼滅見てることによってアニメ見てるって言えるのは絶対にあると思うんですよね」と深夜アニメブームに関連付けて持論を語った。

 1クール40本もアニメを見るという岩井、さすがの解説だったのだが、ラジオ内では「逆じゃん、どう考えても。アニメは子どものものだと思っちゃって。滑稽だったねこりゃね、さすがにと思っちゃった」と、おっさんコメンテーターに遠慮なく毒づいていた。

 今回の放送で田中に「お笑いとしてじゃない感じで出てもらったけどいいの? アニメ評論家みたいになっちゃってるけど」と質問され「本望です」ときっぱり答えた岩井。アニメ関係の仕事は数多くこなしているが、これからさらに増えそうだ。

最終更新:2020/10/25 23:00
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