チョコプラはなぜおもしろい? モノマネリズムMCボケツッコミ2人がすべてこなす「70点の笑い」
2020/10/25 12:00
#チョコレートプラネット
キングオブコントではうまく結果を残せず…
18年末に行われた『うわっ!ダマされた大賞年末SP』(日本テレビ)では1週間ひたすらドッキリを仕掛けられるという企画では、どちらか一方ではなく二人にドッキリを仕掛けられていた。基本的にはボケの方やリアクションが良い方に仕掛けるのだが、なぜ二人とも仕掛けられたのか。それはそれぞれ個性の違うリアクションがとれ、しかも二人とも面白いからだと僕は思う。
坂道の上からベビーカーが下ってきて、長田がそれを助けようとするとベビーカー自体が爆発。あまりの驚きで長田自身が転倒し、ベビーカーより早く坂道を転がっていく。100点ではないが、高水準で面白い。相方の松尾が同じ坂道でやられたのは知らないおじさんが指をさしてきて、いきなり頭を殴るというドッキリ。意表を突かれた松尾のきょとんとした顔はそれだけで面白い。
このように二人はすべての事を高水準で行えるのだ。もちろん70点の笑いでは賞レースで優勝することは出来ない。現にチョコプラはキングオブコント決勝に3回も進出しているが、2008年Bリーグ3位、2014年ファイナルステージ敗退、2018年3位という結果にとどまっている。
何かで100点を取ることはできないが、全てで70点を取れる方が今のお笑い界には合っている。
器用貧乏と悩んでいる若者よ、器用貧乏が勝つ時代が来た今、全てで70点を取れるように努力すべし!
最終更新:2020/10/25 12:00
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
04:20更新
イチオシ記事
現役ヤクザも視聴する78歳の元山口組顧問弁護士・山之内幸夫が「アウトロー系YouTuber」に大転身した驚愕の理由