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阪神・矢野監督、近づく体制崩壊「Xデー」 球団強気でメディアも自主規制も…

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(写真/GettImagesより)

 今年が監督就任2年目の矢野燿大監督率いるプロ野球・阪神タイガースの周囲が何やら騒がしい。今月に入り、一部メディアで指揮官が遠征中の会食における問題行動の数々が明らかになったからだ。

 まずは8月の広島遠征中にチームの内規を上回る人数で会食したことが指摘され、阪神球団は慌てて火消しに走り「球団として事前に許可をした」との声明を発表。さらに、別の日には名古屋遠征中に矢野監督が外食をともにしたメンバーの中に、新型コロナウイルスに感染していたチームスタッフがいたことも明らかになり、球団側もこれを認めた。

 同じタイミングで外食に繰り出し、グループ内で感染者が出た福留孝介選手ら一部ナインはPCR検査で陰性判定を受けても阪神サイドが独自に濃厚接触者と同じ扱いで1週間以上も隔離したが、矢野監督の場合は試合の指揮に影響することを恐れてか、不問にしたまま試合に出続けたというお粗末な事実まで明らかになってしまった。

 8月の広島遠征の件は球団が公式見解を発表したため、スポーツ紙や一部報道番組でも報じられたがそれ以降、関西のスポーツメディアはだんまりを決め込んでいる。その事情をスポーツ紙のプロ野球デスクがこう話す。

「今年はコロナ禍のため、例年のようにグラウンドでの取材は不可能。そのため、球団がマメに選手の談話を配信したり、試合後の取材機会を設けないと何も聞けない環境です。そのため各メディアは、球団に不利な記事を載せることに自主規制をかけており、球団もそれを見越してかなり強気に対応してきます」

 つまりは、選手コメントを人質にとられ、手も足も出ないのが今のマスコミの現実だという。

 だが、これまで保ってきた自主規制が今後、いっきに崩れ去るタイミングはある。

 前出のデスクは「チームが4位以下に順位を下げたタイミングで、これまでの不満が一気に爆発、矢野監督や球団批判が大展開されると思います。こうなれば来年、3年契約の最終年を迎える矢野監督の去就もどうなるかは誰もわかならい。阪神の伝統芸ともいうべき『お家騒動』に火がつく可能性は高い」と話す。

 残り20試合を切り、Bクラスの横浜DeNAベイスターズとは僅差。矢野体制崩壊の「Xデー」は近づいているのか?

最終更新:2020/10/24 22:00
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