Go Toトラベルより自宅で“カップ麺”紀行! 北から南まで有名店の味を再現した絶品コンビニカップ麺3選!
#カップ麺 #カップ麺一行3昧
家にいながらにして名店の味を楽しめるのはカップ麺の大きな魅力です。特に、遠く離れた地のラーメン店となると、おいそれと食べに行くことができないので、カップ麺で遠い街の味を手軽に食べられるのはありがたい話ですね。
今回は、北から南まで名店の味を再現したカップ麺を3つご紹介します。Go Toトラベルも盛況のようですが、カップ麺で各地を旅行すれば、より経済的です。
【北海道・札幌】「麺屋彩未」
らっぷりラードのまろやか味噌に生姜・山椒のアクセント!
まずは北から。東洋水産から2020年9月21にリニューアル発売された「麺屋彩未 札幌味噌らーめん」260円(税込)をご紹介します。札幌味噌ラーメンの人気ナンバーワンの呼び声が高い、「麺屋彩未」監修による本格味噌ラーメンのカップ麺です。
「麺屋彩未」は、札幌のラーメン店の中で最も知名度が高く、セブンのカップ麺としてもおなじみ「すみれ」から暖簾分けされた数少ない存在。札幌ラーメンの中でも「純すみ系」と分類される、濃厚な豚骨ベースの味噌味スープに油膜ができるほどたっぷりラードを入れ、山椒や生姜でアクセントをつけたラーメンを供するお店です。超濃厚な「純すみ系」の面々の中では比較的まろやかな味わいで、老若男女を問わず人気があり、昼夜行列が絶えない名店中の名店なのです。
豚骨ベースの味噌味スープで、スープ表面にラードを浮かせています。他の味噌味カップ麺と比べるとこってりなのは間違いありませんが、「純すみ系」としては味噌味がまろやかで、ラードの量も多くありません。セブンの「すみれ」のカップ麺だと、もっと味噌味にパンチがあり、油もたっぷり入っています。「ガンガンいこうぜ」なイメージの味噌ラーメンなのに、塩味が刺さってこずにやさしい味なのが、「彩未」の大きな魅力のひとつだと思います。ギャップ萌えです。
そして、生姜や山椒でアクセントを効かせており、味噌味一辺倒ではないところが大きなポイント。味噌味や油の量をほどほどに抑えることで、生姜や山椒の存在感が相対的に際立ち、また、それらを邪魔しない形でほのかにガーリックも効いており、お店さながらの複雑な味わいを再現できていました。
麺は表面のつるみと高弾力が特徴の中太ノンフライ麺で、東洋水産の看板ブランドのひとつ「正麺カップ」と同じ麺が使われています。お店の麺に近い味や食感というわけではありませんが、味噌味スープとの相性は抜群です。
定価260円(税別)でカップ麺では高額な部類の商品ですが、おいしいスープと麺に加え、チャーシューと挽肉の2種類の肉が入っていて具にもボリュームがあって3拍子揃っており、高価格に十分見合う一杯と言えるでしょう。
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