霜降り粗品「3日で700万円負けて、250万円寄付」ギャンブル狂いが大ウケも公営競技業界はありがた迷惑か
#霜降り明星 #YouTube
大のギャンブル好きで知られる霜降り明星の粗品が、3日間で700万円負けた後に、250万円勝ち、そのプラス分を寄付したと報告した。
粗品は10月18日、競馬とボートレースし合計330万円負けたとツイッターで報告。すると、翌19日もまたボートレースで200万円負けたとツイッターに投稿した。さらに20日にはボートレースで170万円負け、3日間で合計700万円負けたのだ。
しかし、その後ツイッターで〈700万負けてたので、競輪でもう77万負けようとしたら当たったので寄付しました〉と投稿。3連単を的中させ326万4000円の払い戻しとなり、プラスになった249万4000円を日本財団に寄付したという。
事の顛末はその後YouTubeチャンネル「しもふりチューブ」でネタとして披露。この動画は現在47万回再生されており、「生き様がエンターテイメント」「古き良き芸人感」と好意的な意見も多いが、中には「借金を楽しんでる感じが怖い」「病院に行ったほうが」というネガティブなコメントもチラホラ。
ギャンブルに使ったお金は借金して用意したという粗品。あまりに無謀すぎる勝負の連続について、とある公営競技関係者はこう話す。
「粗品さん、たとえネタだとしても、完全にギャンブル依存症の行動なんですよね(苦笑)。しかも、賭け方などを見ていると、どうやらボートレースや競輪にそんなに詳しいわけではなさそうで、レースを楽しむというよりも、“大金を賭ける”ということが目的になっているように見えた。これを大々的にツイッターでアピールするのは、公営競技サイドとしてはありがた迷惑です。ただでさえ、ギャンブル依存症対策が大きな課題となっているのに、人気芸人がこうやって依存症であることを開き直るかのような行動をして、ファンが喜んでしまうのは危険だと感じます」
そんな粗品のギャンブルに対し、TBS系『水曜日のダウンタウン』を手がけるテレビディレクターの藤井健太郎氏はツイッターで〈粗品面白い。新しいパターンのエンタメだ。〉とコメントした。
「ギャンブルで大金を賭けるというのは、YouTuberなんかが散々やってきたこと。新しいエンタメでもなんでもないと思いますけどね(笑)。せいやさんが上手につっこんでることと、オチが“寄付”だから、ネタとして成立してるっちゃしてるけど、危なっかしい芸当です。正直、これを手放しで面白がってしまうのはいかがなものかと。テレビ業界の人のズレを感じてしまいますね……」(前出・公営競技関係者)
ギャンブル依存症のようにも見える粗品に対する心配の声も少なくない。
「あれだけ多くの番組に出て、お金もたくさん稼いでいるはずなのに、どうして消費者金融からお金を借りるのか、不思議ですよね。そういうお金の使い方をする人間だと世間に知れ渡っているので、怪しげな人々が寄ってくる可能性も高いでしょう。このままいけば、いつか身を滅ぼすようなことになりかねない。本人はネタだと言うでしょうが、取り返しがつかなくなる前に実際問題依存症のような状態になっていないか、一度きちんとカウンセリングなりをしたほうがいいかもしれません」(中堅芸能事務所関係者)
豪快だなんだと笑っていられるうちはいいが、今後身を滅ぼすようなことがないよう祈るばかりだ。
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