三浦春馬さんの死に関するデマ情報にアミューズが警告 法務部ツイッター開設で対処へ
#アミューズ #三浦春馬
芸能事務所のアミューズが、7月に亡くなった三浦春馬さんに関するデマを流すウェブサイトに対して、公式サイトで警告。さらに当該ウェブサイトのURLを公開した。
「一部ネット上では三浦春馬さんの死因に関する完全なデマ情報が流れています。自殺ではなく他殺だと主張し、所属していたアミューズがかかわっていたとの嘘情報も多い。なかにはCIAが絡んでいたなんていう、荒唐無稽なものもあります。完全に妄想なので、スルーしておけばいいという考えもあるのでしょうが、確かにちょっと度が過ぎている。アミューズや所属タレントに対する信用毀損、名誉毀損に当たるということで、いよいよ黙っていられなくなったのでしょう」(芸能事務所関係者)
さらにアミューズは法務部のツイッターアカウントを開設。問題があるアカウントに対し、そこから連絡していくという。
「ネット上でデマを流しているアカウントは、“三浦春馬のファン”を名乗っているものが多いのですが、実際にはただ陰謀論を楽しんでいるだけのものも多々あります。アミューズとしてはそういったアカウントに対して警告し、これ以上デマが広まらないように対処していくと思われます」(同)
当社が9月14日にオフィシャルホームページで発表した文章(https://t.co/lDhCtMEPhX)に基づき、ツイッター上のデマ情報、誹謗中傷、なりすまし等の投稿で、対応が必要であると判断したものに関してご連絡させていただきます。#なくそう誹謗中傷 pic.twitter.com/ArElvmoWvf
— 株式会社アミューズ 法務部@AmuseLegal) October 20, 2020
他殺説について考察するスレッドも少なくない。
「有名人の自殺に限らず、どんな事件についてもその裏側にある“謎”を解き明かそうとする人はいます。サスペンスドラマの犯人探しをしているかのようなテンションで、スレッドのなかでいろいろな想像を展開させているんです。
さらに進むと、真実かどうかはさておき、仮説に仮説を重ねて、ただただ“考察を楽しむ空気”がスレッドに漂い始めることも往々にしてあります。そういった空気を共有できる人たちだけで、考察している分には問題ないのでしょうが、三浦春馬さんの件については、いつの間にか突飛な仮説を本気にする人が増え、スレッド外にもデマが流れてしまったという印象です。あまりにも衝撃的な死だったので、“信じたくない”“何か裏があるはずだ”と考える人も多かったのかもしれません」(ネットメディア関係者)
デマが広まってしまった背景には、アミューズが三浦さんの死について、詳しい説明をしなかったからだとの指摘もある。
「説明を求める人がいるのもわかりますが、故人のプライバシーにかかわることもあり、なかなか説明できないのも仕方ないこと。週刊誌などでは三浦さんの複雑な家族関係が背景にあると報じていますが、そういった情報をアミューズが公式発表するはずもありませんよ。情報が出てこないのは、むしろアミューズが三浦さんの名誉を傷つけないよう守ってい証拠です」(前出・芸能事務所関係者)
今回の展開に対し、ある三浦春馬ファンはこう嘆いている。
「他殺だとか、陰謀だとか本当に馬鹿馬鹿しい。デマ情報が広まったせいで“三浦春馬ファン=陰謀論者”みたいに思われてしまうのも悲しい。三浦さんの周囲の人達のSNSを炎上させる人までいて、さすがに怒りすら感じます。それに、三浦さん以外の亡くなった芸能人との関係をこじつける人もいて、何がしたいのかわかりません。本当にやめてほしいです」
一刻も早く、デマ情報の拡散が収束することを願うばかりだ。
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