『あさイチ』華丸・大吉の降板説浮上も…売れっ子オジサンにとってはいい休養!?
お笑いコンビ、博多華丸・大吉とNHKの近江友里恵アナがMCを務めるNHK朝の情報番組『あさイチ』。ここのところ、低視聴率続きで、大幅リニューアル、さらには打ち切りもあるのではないかと噂されている。
「直近の関東地区の視聴率は7~9%台。テレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』に抜かれ、同時間帯トップの座から転落したまま、回復できていないのです。そのため、番組は大幅リニューアルを予定しているそうで、それでもダメなら、打ち切りもあると噂されています。その場合、博多華丸・大吉が降板する可能性は低くないようですよ」(情報番組制作会社関係者)
2010年3月29日からスタートした『あさイチ』は、当時“NHKの顔”と呼ばれた有働由美子アナとV6の井ノ原快彦が初代MCを務め、視聴率12%台で同時間帯を独走してきた。その後、2018年に有働がフリーに転身したことで、MCは今のメンバーにバトンタッチされたが、視聴率が落ちることはなかった。
ところが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、朝の連続テレビ小説『エール』の放送が休止になり、同時間枠が『エール』の再放送になって以降、視聴率が下がリ始めた。
「『あさイチ』は朝ドラからの流れで見る視聴者が多いため、放送休止の煽りをもろに受けました。そこで、“あさイチ名物”のセックス企画をやったのですが、効果ナシ。視聴率の下落は止まりませんでした」(NHK関係者)
それでも、9月14日から『エール』の放送が再開されたことで、『あさイチ』の視聴率も戻ると期待されていた。
「ところが、本放送が再開されたにもかかわらず視聴率は戻らず、『モーニングショー』に抜かれたまま。NHKは、菅政権に睨まれないよう、『NHKプラス』を成功させなければならないだけに、現状のままでは許されないのです」(前同)
NHKの今後の運営の鍵を握るといわれている『NHKプラス』は、NHKの総合テレビやEテレの番組をテレビ放送と同時にインターネットで配信するサービスだ。
「NHKの同時配信に関しては、放送法改正の段階から民放の激しい抗議を受けてますからね。失敗は許されません。しかも、首相になった菅義偉は、総務大臣時代にNHKの命綱である受信料を値下げさせたという実績がある。菅政権は、携帯料金の値下げを政策の目玉の一つとして進めていますからね。国民の支持を得るために、次は『受信料を値下げする』などと言いかねません。それに対抗するためにも“視聴率≒視聴者の支持”が必要で、つまり『あさイチ』は、同時間帯のトップにいなければならないんです」(民放関係者)
そのため、このまま視聴率が回復しなければ、大鉈を振るわなければいけなくなりそうというのだ。その際、イメージ刷新のためにMCの博多華丸・大吉が降板する可能性は高いという。
「華丸・大吉のレギュラー番組は『あさイチ』を除いても5本。大吉はピンでも3本。そのうち、テレビ東京の『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』の収録がある翌日の『あさイチ』出演はキツそうですからね。そもそも、月~金曜朝のレギュラー番組は体力的にしんどいと思いますよ」(お笑い関係者)
博多華丸・大吉にとっては、大幅リニューアルは体を休める良いチャンスかもしれないが、それにしても、時の政権に左右されるNHKの体質は、いつまで経っても変わらないようだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事