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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『家つい』突然のハイテンション彼女

『家、ついて行ってイイですか?』「彼氏はきっと浮気している」と突然ブチ上げたハイテンション彼女

【千葉】バツイチ夫との結婚式に前妻が出席! 40同士の仲良しカップル

 千葉駅で声を掛ける人を探している番組スタッフに、1人の女性が自ら声を掛けてきた。『家つい』に出るのが夢だという、同窓会帰りの42歳の女性である。

 家には2歳の子どもを寝かしつけている45歳の夫がいるらしい。そのご主人と結婚したのは3年前。すると結婚1カ月で子どもができ、しかもそれは双子の女の子だった。アラフォーで結婚して1カ月で子どもができるなんて、すごくラッキーだと思う。しかも、お互いが40代を迎えている。「2人だけで恋人気分を味わいたい」という心境は、もう卒業しているだろう。アラフォーでこの畳み掛け方は、本当に幸せだと思う。

 家に到着すると、ご主人は2人の愛娘と共に爆睡していた。そんな夫を遠慮なしに起こす妻。いや、そっと眠らせてあげればいいのに……。しかし、起きた夫は怒るどころか番組スタッフの訪問を喜んだ。ノリが良くて優しそうな旦那さんだ。

「もし(『家つい』スタッフを)連れてきたら、どんなに寝てても起こしていいっていう約束をお互いしてたんですよ。ね?」(ご主人)

 奥さんの雰囲気はどこかフリーアナウンサーの木佐彩子に似ており、そういえばご主人の雰囲気は元プロ野球選手の石井一久に似ている。ちなみに、子どもたちは弱冠2歳にしてレイ・チャールズとアデルの曲がお気に入りとのこと。双子の子どもたちは確実に親の趣味を受け継いでいて、ここの家族は全員が音楽好きだ。何しろ、ご夫婦は2人ともブルーノートで働いていた過去がある。2人の出会いはその頃で、18年前まで遡るという。当時、両者の間に恋愛感情は1ミリもなかったそうだ。

 実は、ご主人はバツイチ。現在の奥さんと仲が良かった同期の女性と結婚していた。そして、そのときの結婚式には今の奥さんも出席していたのだ。

「11カ月で離婚したの。僕は子ども欲しい、(元奥さんは)別にいらないみたいな。それが僕にとっては一番の理由。このまま子どもを作らないで50代になったときに、(元奥さんを)きっと恨むんだろうなあって。早いほうがいいから離婚しようって話しました」(ご主人)

 一方、現在の奥さんは30代で辛い恋愛を経験していた。3歳年下の男性と4年間交際したが、ふと彼の携帯を覗き見したら、LINEに女性と子どもが写る画像があったのだ。なんと、その彼氏は既婚者だった。この男性とは36歳で別れたが、まだ彼女には強い結婚願望があった。

「婚活アプリで4~5人会ったりとかしましたけど、ゼロから好きになるって難しいですよね、30代後半になって」(奥さん)

 その後、ブルーノートの同窓会で2人は再会する。そして、交際が始まった。付き合うきっかけとして、両者はこんな会話を交わしている。「3年後の休日に何をしていたいか?」という質問だ。それに対する答えが、2人は全く一緒だった。

ご主人 「子どもと公園でピクニックをしたい」
奥さん 「あーっと思って。『一緒です』みたいな」
ご主人 「それで盛り上がって、付き合うんだろうなってなりました」

 恋愛感情が1ミリもなかったという2人。でも、実は元から縁があったのだと思う。未来のビジョンが一緒だから、自然体で毎日を共に過ごすことができる。だから、2人は当然のように結婚をした。子どもが欲しいのにアラフォーの異性と結婚するのは不安だったと思うが、無事に双子の子どもたちを授かることもできた。音楽の趣味だって合うし、素敵な“ブルーノート婚”である。

 元奥さんとの結婚式に出席したというヘヴィなエピソードがありながら、そんな仰天事実を見事に忘れさせる爽やかなご家庭。回り道はしたものの、今が幸せならもういいはず。文句なしに羨ましい!

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2020/10/21 18:30
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