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日刊サイゾー トップ > 社会  > セガが20年ぶりプリクラにプリクラ再参入!

セガが20年ぶりプリクラにプリクラ再参入! 使用した女子高生に感想を聞いてみると…

 

(C)SEGA

 宅急便やテトラポッドなど、商品名が一般名称化したものはいくつかあるが、「プリクラ」もこの1つ。スマホやデジカメが普及してなかった1995年に稼働を始めたセガの『プリント倶楽部』は、女子高生を中心に若者の間で大流行。正確にはプリントシール機と呼ぶべきこのジャンルの代名詞となり、当時を知らない現代の若者にも「プリクラ」は通じるぐらいだ。

 このプリクラを生み出したセガ(正確にはセガグループのアトラス)が、約20年ぶりにこの市場に再参入した。スマホカメラの機能向上やインスタグラムなどの浸透、時代は動画と言われる今、どういった勝算でチャレンジしてくるのか?

 10月8日から稼働を開始したセガの新機種は『fiz(フィズ)』。fizの特徴は大きく5つある。

1.動いて盛れる! 3秒動画「モーメント」
2.気分もアップ! 明るい撮影空間で、透明感ある光盛れ
3.盛れる! 立体感アイと質感自在なこだわりリップ
4.スマホアプリ「プリクラON」を使えばもっと楽しく! もっと便利に!
5.プリクラ6枚+モーメント6枚=最大12枚のデータ

 これらの特徴の中で、セガの思惑が見え隠れするのがモーメント、プリクラON、最大12枚のデータだ。

 プリクラと同時に撮れる3秒動画「モーメント」は、TikTokやインスタのストーリーに慣れ親しんだ現代の若者のニーズを取り入れている。わずか3秒と思ってしまうが、逆に3秒のシバリの中でできる動画を撮りたくなるのが現代人。奇想天外なアイデアで撮影したモーメントが出てくるかもしれない。

 スマホアプリとの連動は、現代のプリントシール機ではほぼ当たり前の機能になっている。fizでは「プリクラON」というSEOにも強そうな名前の専用アプリを用意。QR会員証として使える定番機能に加えて、クーポン配信なども予定されている。しかし、このアプリの真価は「ARプリクラ」機能だろう。

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