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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 爆笑問題YouTubeを見下す時代遅れさ

爆笑問題はテレビと心中する気か? 『サンジャポ』でやっぱりYouTubeを見下す時代遅れさ

絶望的な大田の持論

 そして、田中に「太田さんはどう思う?」と振られた太田光が、持論を展開。

「テレビのプロは技術さんやアナウンサーなどテレビの訓練を受けた人たちだけで、芸能人なんてカテゴリーは存在しない。YouTubeは確かに面白いと思うし、それをテレビがこうやって取り上げていく。テレビはそうやって、どんどんのみこんでいく。Fischer’sでも専門的な他のYouTubeチャンネルでも、一般的にみんながどう思うか、どう絡んでいくかは興味があって、テレビという広場はそれをやる所。前ほどのテレビの熱狂はなくなっていくだろうけど、平均的にどうだろう? というところはテレビが担っていくところ」

 と、なるほど一理ある話をしたのに、出演者が全員が「うんうん」となっとく顔しちゃって、このテーマは終了。

 えっ? ここから話は深まっていくんじゃないの? なのに、「続いて最新デジタル家電!」って、次の話題へ。とほほ。いや、だから、テレビの寿命はあと10年て思われちゃうんじゃ……。

和田靜香(ライター)

1965年生まれ。静岡県出身。主に音楽と相撲のライターで貧困問題やフェミニズムにも関心が高い。著書に『スー女のみかた~相撲ってなんて面白い』(シンコーミュージック)、『音楽に恋をして♪評伝・湯川れい子』(朝日新聞出版)、『おでんの汁にウツを沈めて~44歳恐る恐るコンビニ店員デビュー』(幻冬舎文庫)などがある。

わだしずか

最終更新:2020/10/18 19:00
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