薬丸裕英「日本人ならやらない」 中国人の「BTS不買運動」に上から目線の持論展開

　15日放送のフジテレビフジテレビ『バイキングMORE』(月～金曜11：55)にタレントの薬丸裕英(54)が出演。韓国の人気アイドルグループBTSの発言に対する、中国国民の怒りに“上から目線”で苦言をていした。

　この日の放送では7日に行われた授賞式においてBTSのリーダーRM(27)が”、「今年は朝鮮戦争70周年です。韓国・アメリカ両国が共有する苦難の歴史と数多くの犠牲を記憶し続けます」と発言し、中国のネット上で批判を浴びている問題を特集。

“2020 Van Fleet Award”とは、米韓関係の発展に貢献した人びとを表彰するものなのだが、中国のSNS上では“BTSが中国を侮辱した”という投稿が相次ぎ、不買運動や暴行騒動にエスカレートしている。

　この問題に薬丸は「これだけ注目されるタレントさんだから、セルフプロデュースもちゃんとしてると思うんですよね。だから僕も今回の発言はそういう目的で言ったんじゃない、ということが勝手に違う形で拡散して、知らないとこで広がってしまって今“どうしよう”って気持ちじゃないかな？ と思うんですよ」と、今回の発言に政治的な意図はなかったのではないかとBTS側を庇った。

　続けて薬丸は「でも我々ね、日本国民が何かをされたからと言って、こういう事するかって言ったらしないでしょ」と国を代表して得意の上から目線で、中国の不買運動を批判した。

　また、世界で大人気となったBTSの一言一句が取り上げられて批判されることにMCの俳優坂上忍(53)から「やっくん、もうちょっと自由にさせてあげたいね」と話を振られ「やっぱりもうSNS時代ってこうなっちゃったのかなって思ってしまいますよね」と苦虫を噛み潰したような顔でコメント。

　さらに「こうやって違う所でどんどん広がって行っちゃうと。誰がどうしたって沈静化って言うのは時が解決するしか無理じゃないですか、そうなって行くとやな世の中になって行っちゃうんじゃないかな」とSNSのあり方を嘆いた。

　同番組で麻生太郎副総理(80)へ「何様？」と発言したことで“上から目線”と大炎上した薬丸。「もちろんSNSって使い方によってはすごく良いツールだと思うけども、こういうニュースを目にするとやっぱ悲しくなるよね」と、良さも理解しつつ、SNSが苦い思い出になっているのかもしれない。