日本版『24』がスタート! オリジナルを踏襲しすぎて冷める? 今後の脚本変更は唐沢寿明と相談か
#ドラマ #唐沢寿明 #24 #24JAPAN
全世界で大ヒットした米ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のリメイクとなる『24 JAPAN』(テレビ朝日系)が10月9日にスタートした。
24時間の間に起きた出来事を、時間軸に沿って描いていく同作。1話60分で、全24話が放送される。
「今回のリメイクは、オリジナル版の『24 -TWENTY FOUR-』シーズン1の設定を踏襲していて、細かな設定変更はあるものの、大まかなプロットは同じ。オリジナルに忠実な正統リメイクと言えます」(ドラマ関係者)
オリジナルの『24』に見られた画面の分割演出などもあり、かなり意欲的な内容だった。一方で、ネット上では厳しい反応も少なくない。「もう少し日本用にストーリーアレンジしてほしかった」「オリジナルをなぞりすぎじゃない?」「アメリカとの文化の違いを無理やり押し込んでる感はある」「かけてる金も違いすぎるし日本舞台は無理がある」など、やはりオリジナル版と比較する声も多い。
「オリジナル版を見た人であれば、どの人物が裏切り者で、どの人物が殺されるかなどが丸わかり。ネタバレ感が強すぎて冷めてしまう部分はあるでしょう。もちろん後半になれば、脚本が変えられている可能性もありますが、第1話でそういった要素があまり見られなかったので、“これならオリジナルを見ればいい”と感じてしまった視聴者も多かったと思います」(テレビ局関係者)
本家の海外ドラマでは、放送が始まってから脚本が変更されるということは珍しくない。『24 JAPAN』でもその可能性はあるのだろうか。
「2クール24話完結なので、時間的にも脚本の変更は可能。ネットでの反応を受けて、“日本版らしさ”を取り入れていく可能性はまだあると思います。正直、そこは主演の唐沢寿明さん次第じゃないでしょうか。唐沢さんは、人当たりはいいものの、少々気難しい部分もあって、あまり脚本が直前に変更するようなことが続けば、機嫌を悪くしてしまうこともある。制作サイドが唐沢さんにどれくらい気を遣うかによって、ドラマの内容も変わってくるかもしれません」(同)
注目度も高い『24 JAPAN』。テレビ朝日開局60周年記念作品でもあり、そう簡単に失敗もできない。今後のテコ入れも充分に有り得そうだ。
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