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日刊サイゾー トップ > 社会 > 政治・経済  > 菅内閣目玉人事、柿崎首相補佐官就任は『メディア対策』? 

菅内閣目玉人事、柿崎首相補佐官就任はやはり『メディア対策』? 古巣の共同通信すら〝選別〟し、情報統制に乗り出す!?

過去、菅氏をポスト安倍としてアピールしていた

 なるほど、共同通信社内における記者活動に限ってみれば、調査結果の通りなのだろう。ところが、共同通信の名を語って菅氏に有利な報道を行った事実は、確かに存在する。

 自民党総裁選を控えた8月31日付けの「文春オンライン」をみると、次期首相にふさわしい「ポスト安倍候補」を採点するという触れ込みで、柿崎氏のインタビュー記事が掲載されている。採点は5点満点で行われ、菅氏を4点と評してトップに位置付け、有力候補の石破茂氏は3.5点と次点に置き、同じく有力候補だった岸田文雄氏に至っては採点不能と評価して落第点にしてしまった。

 菅氏が次期首相にふさわしいという世論を誘導しかねない露骨な採点記事。柿崎氏はこの記事の中で「共同通信社論説副委員長兼編集委員」という肩書で登場していたが、明らかに、大手メディアの肩書を利用していたといっても過言ではないだろう。

 我が身を捧げた政治家のためなら、所属する大手メディアの保つべき「中立・公正」の立場をけがしてもヨイショ記事を書いた柿崎氏。新たに手にした首相補佐官の権限をフルに使い、メディア対策に腐心する姿が目に浮かぶのだが……。

最終更新:2020/10/11 12:00
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