【カップ麺9月新商品】豚・鶏・魚3連発! 駄菓子「ブタメン」が“汁なし麺”になって登場、まさかの激ウマ!?
#カップ麺 #カップ麺一行3昧
9月に発売されたカップ麺は、早くも冬の到来を意識してか濃厚こってり系のものが多く発売されました。秋口でこの濃厚さだと、来年の1月や2月あたりはもうセメントのようなスープの商品が発売されてもおかしくないかもしれません。
今回は、9月に発売されたカップ麺のうち遊び心のある商品から本格的な一品まで、「陸・海・空」ならぬ「豚・鶏・魚」と題して、インパクトの強かった3品をご紹介したいと思います。
【豚】あの駄菓子「ブタメン」が汁なしカップ麺に!
「ブタメン焼そば とんこつ味」
まず「豚」では、2020年9月21日にエースコックから発売された「ブタメン焼そば とんこつ味」210円(税別)が登場。お菓子コーナーに並んでいるおやつカンパニーのミニラーメン「ブタメン」を、カップ焼そばで再現した商品です。
「ブタメン」は多くの種類の味が出ていますが、今回はブタメンの基本味である「とんこつ味」が再現されています。パッケージデザインは、子どもの頃から慣れ親しんだ本家ブタメンそのものです。
実は、ブタメンはこれまでにもエースコックから何度カップ麺化されていましたが、いずれもスープのあるラーメンタイプで、汁なしのカップ焼そばタイプは今回が初。ミニカップラーメンをカップラーメンとして再現するより、スープのないカップ焼そばとして出す方が、変化があってわかりやすいでしょう。9回裏の大魔神ばりに、満を持して登場といったところでしょうか。
ひと口食べるとブタメンの味だときちんと感じられますが、本家ブタメンのスープに比べてかなり濃くてパンチの効いた味です。本家よりもガーリックやジンジャーが強めです。汁なし麺にすることで味の構成要素がそれぞれ強調されており、なるほどブタメンはこういう味によって構成されているのかと、解説をされているような気分になります。
いつものブタメンより濃い上に、ガーリックやジンジャーのキレがあり、さらに唯一入っているごまが香ばしさを漂わせています。駄菓子のブタメンよりも食事感が強く、数段おいしくなっているように感じました。過去のエースコックによるブタメンカップ麺の中でも過去最高傑作だと思います。カップ焼そばとブタメンはかなり相性が良いのでは。おやつカンパニーはこれを逆輸入して、駄菓子版・カップ焼そばを出すべきです。
本家ブタメンに比べて3倍近い麺量100gで、濃いソースの味に合わせて麺も太くしてバランスを取っています。おやつでブタメンを食べても思いのほか少なく、物足りなく感じた経験がある方が多いと思います。ですが、今回は濃い味でしかも量が多く、味も量も満足感が大きかったです。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事