薬丸裕英、『バイキング』で北村弁護士と大ゲンカ! “トリキ錬金”に思い込みで勝手に暴走
#弁護士 #坂上忍 #薬丸裕英 #バイキング
8日放送のフジテレビ『バイキングMORE』(月~金曜11:55)で『GO TO EAT』キャンペーンの抜け道問題をめぐって、ほかの共演者との意見の違いにMCの俳優坂上忍(53)とタレントの薬丸裕英(54)が白熱する場面があった。
番組ではネット上で“トリキ錬金術”として広まったポイントの荒稼ぎ術について特集。
居酒屋チェーンの「鳥貴族」でウェブから予約して1000ポイントを獲得、予約後1品のみを注文する行為を繰り返してポイントを荒稼ぎする人が出現し、問題になっている。
坂上はこの問題について「誰がこういうセコイこと考えるんだ」と不快感をあらわにした。薬丸も「この方々、一部の方々は、通帳にお金を貯めていくゲーム感覚だと思うんだけど、ちょっと待ってくださいと。一回立ち止まって考えたら、そもそも何の制度なんですかって言うことを考えると、インターネットにこういうのがあるよ、これお得だよっていう行為に及ぶのかな。それでも及んじゃうんだったら、そういうすさんだ心が悲しい」と飲食店の為の制度に乗っかり、ポイントを稼ぐ行為を非難した。
これに専門家として出演していた北村晴男弁護士(64)は「完全にルール範囲内なので、全然非難すべきじゃないと思います」と主張。北村弁護士と坂上が掛け合いしている中、薬丸は割って入り「そもそも制度の趣旨はなんなんですか?」と北村弁護士に疑問を投げかけると「制度の趣旨を考えるのは国とか店なんであって、一般消費者はそこまで考える必要ないんです」と答えた北村弁護士に「でも接客業って弱い立場なんですよ!」と声を大にして反論した。
北村弁護士は「店が対策すれば簡単に(解決)できるんです」と説明するが薬丸の興奮は収まらず「極端な言い方すると、店の全員がこれをやられたとしますよね、それがずっと続いて行ったら店はどうなるんです?」と極端な例え話を持ち出すと、坂上もこれにのっかり「潰れちゃうよ!」と発言。
北村弁護士は「それはその瞬間、店が考えるんですよ」と主張。キャンペーンに参加することが自由であることと、店側がポイント付与条件を決めることができることを説明。現に鳥貴族側は「席のみの予約」を対象外にするなど、一部の予約条件を変更すると発表している。
白熱した坂上・薬丸コンビだったが、ほかのコメンテーターの意見は真逆だった。
まず岩尾望は「お行儀は良くないですよね」としつつ「VTRでポイントを荒稼ぎするやからまでって言い方をするんですけど、ポイ活とか言うて流行ってるじゃないですか?」とポイントを集めて楽しんでいる人達もいるという立場を取った。
また、ゲストコメンテーターとして出演していた女優の田中美佐子(60)は主婦目線で、「どこでポイントがいくら貰える」という話をしょっちゅうしていると話し、「これはまったく違法じゃないし、お2人が話してるようなセコイとかじゃないんですよ。だからこれは全然ありです」と坂上薬丸とは逆の主張をした。
ほかの出演者の意見を聞いてもなお薬丸は、お店側に同情的で「ゲーム感覚で楽しんでる部分もあるかも知れないけど、裏ではすごい苦しんでる飲食店の方々もいらっしゃるって考えた上で行動してして頂きたいな」と熱く飲食店への思いを語った。
坂上も「自分たちに息子がいた時に、こういう事やってて“お前良い所に目付けたな”って言えるかって言ったら僕は言えないな」と改めて非難した。
「GO TO EAT」の抜け道問題について熱く批判した薬丸だったのだが、あまりにも熱くなりすぎたのか、次の特集の「池袋母子2人死亡暴走事故の」飯塚幸三被告(89)初公判の特集へコメントの熱量が低く感じられ、ネット上では「さっきまでの勢いは?」「歯切れ悪い」「上級国民にはトーンダウン」というコメントが見られ、上級国民だから強く批判できないのではと憶測を呼んでいる。
2人の白熱ぶりはもはや飲食店オーナーのようだったのだが、今後その予定でもあるのだろうか。
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