『半沢直樹』と夏目三久の謎…所属事務所社長の寵愛はいつまで続くのか?
#堺雅人 #夏目三久 #半沢直樹
令和ドラマ史上、最高視聴率32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したTBS系日曜劇場『半沢直樹』。今も巷では“半沢ロス”の声が聞こえてくるが、ドラマで“特別扱い”を受けていたフリーアナ・夏目三久と、彼女の所属事務所による番組の私物化に納得がいかないのは筆者だけだろうか?
「実際、ドラマのクレジットを見て“夏目三久はどこに出ていた?”と、違和感を覚えた視聴者もいたようです」(番組制作会社プロデューサー)
夏目のクレジットは、毎回、画面中央下に単独で表示される“準主演クラス”扱いだったが、夏目は、主演の堺雅人が勤務する東京中央銀行グループのイメージキャラクターとして、ドラマ内のテレビCMや宣伝ポスターに写っているだけ。一切、演技もしていないのだから、視聴者が混乱するのも無理はないだろう。
「夏目の所属先は、堺と同じ『田辺エージェンシー』。社長の田邉昭知氏は、夏目を寵愛していると言われています」(芸能界とテレビ界の事情に詳しい芸能ライター)
東京外国語大学卒業後、2007年、日本テレビに入社した夏目は、アナウンサーとして将来を大いに期待されていたが、09年、大手広告代理店勤務の恋人との写真が流出。その中に避妊具を手にした写真があったことから、当時、日テレの会長だった故・氏家齊一郎さんの逆鱗に触れて仕事が激減、結局、日テレを追われるように11年に退社した。
その後、タモリや研ナオコらが所属する田辺エージェンシーに所属した夏目だったが、そこで、田辺氏の寵愛を受けると、まだスキャンダルの影響が収まっていなかったにもかかわらず、13年、日テレ系看板情報番組『バンキシャ!』のキャスターに返り咲き、その翌年には、TBS系朝の報道情報番組『あさチャン!』のキャスターに抜擢された。
実際、夏目が所属した直後、筆者は、田邉氏から夏目に関して「性格が良く、才能もある。だからマネジメントを引き受けた」と聞いていた。彼女に対する田邉氏の力の入れ方は、半端ではなかった。
「田邉さんの妻は、歌手の小林麻美で、独身時代は女優・篠ひろ子とも交際していました。長身でスリムな女性が好みらしく、夏目もその好みに合っていると言われています」(田邉氏を知る芸能プロモーター)
そんな夏目を襲ったスキャンダルが、16年、日刊スポーツが1面で報じた、「夏目アナと有吉(弘行)熱愛! すでに妊娠」という記事だった。
突然のスキャンダルに他紙が取材に動くと、有吉サイドは当初は“昨年末まで交際はしていたが、現在は別れている”と、結婚・妊娠は否定したものの、交際していた事実は認めたとされるが、その後、“記事は事実無根”と即座に全否定に転じた。
「日刊スポーツの記事に田邉氏が激怒。それまでメディア対応など表に出なかった田邉氏が、他紙による後追い取材をストップさせ、日刊スポーツに誤報と認めさせるように動いたんです」(前同)
結果、日刊スポーツは謝罪。“芸能界の影のドン“は、いかんなくその力を発揮した。
その後も、夏目がキャスターを務める『あさチャン!』の番組視聴率は、テレビ東京を除く民放の同時時間帯で最下位。以前から降板が囁かれているものの、夏目は居座り続けている。
「TBSは『半沢直樹』の続編のため、その決定権を握る田邉氏に忖度して、夏目を切るに切れない状態が続いているようです。しかし、そうなると、せっかく国民的ドラマになった『半沢直樹』が政治的な材料に使われているように見えてしまいます」(前出の番組制作会社プロデューサー)
もし、『半沢直樹』の再び続編があるのなら、夏目には事務所のゴリ押しではなく、演技で勝負してもらいたいものだ。
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