ジョー・バイデンを演じる ジム・キャリーのハチャメチャさ!『サタデー・ナイト・ライブ』が“史上最低の討論会”を早速再現!
#スタンダップコメディ #Saku Yanagawa
10月3日、アメリカの人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』(以下SNL)が46年目のシーズンに突入した。
ジョン・ベルーシ、エディ・マーフィーにアダム・サンドラーと数えきれない映画スターを輩出して来た伝説の番組。1975年の放送開始以来、ニューヨークのロックフェラーセンター内のスタジオから生放送を続けてきたが、新型コロナウイルスの影響を受け3月を最後に観客を入れての撮影が困難になり、通常の放送を休止していた。
そして今週ようやく6カ月の沈黙を破り新シーズンとして復活を遂げた。
SNLの特徴は時事ネタをふんだんに盛り込んだ政治風刺コント。とりわけ大統領選の際には候補者に扮したコメディアンが皮肉の効いたジョークで会場とお茶の間を笑いの渦に包む。前回の2016年の選挙戦の際にはトランプを名優アレック・ボールドウィンが完璧に演じきり、ヒラリー・クリントンに扮したケイト・マッキノンとともにエミー賞を受賞した。
そして今回の大統領選では、いったい誰が民主党候補のジョー・バイデンを演じるのかが取り沙汰される中、映画『マスク』(1994)や『トゥルーマン・ショー』(98)でもお馴染みのジム・キャリーの出演が発表され、大きな話題を呼んだ。カナダ出身のジム・キャリーは近年アメリカの政治――とりわけトランプ政権に異を唱えるコメントも目立っている。
迎えた放送当日、「これからお見せするのは9月29日(火)に行われた大統領候補のテレビ討論の再放送です。この討論会がもはや100日前のことのように感じられるでしょうが、それでも振り返るいい機会かと思います。おそらくこれが最後の討論会になるでしょうから。そしてこの模様は非常に楽しいものでしょう。あなたがアメリカに住んでいないのだとしたら」というナレーションで始まったコントは、先日の第一回テレビ討論の模様を再現。後にトランプ大統領がコロナウイルスに感染したことによる今後の影響も示唆していた。
早速アレック・ボールドウィン扮するもうお馴染みのトランプが登場し会場を沸かすと、ついにジム・キャリーのバイデンもサングラスでド派手に現れた。自身の演台とトランプの演台をメジャーで測りソーシャルディスタンスを守ろうとする神経質っぷりや、時折浮かべる不敵な笑み、そして肝心な受け答えもどこか芯を食っておらず、挙げ句の果てには喋る内容を忘れてしまうというバイデン“イジリ”を披露した。
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