千鳥ブレークの要因はクセが強い大悟がかわいくなったから!? コンビ揃って「最もトークが面白いお笑い芸人」ランクイン
#千鳥 #テレビ千鳥
芸能人には、“ランキング”というものがついてまわる。
好感度を表したものやブレイクランキング、抱かれたいランキングなど。その中であまりメジャーではないがアンケートサイト「ボイスノート」が集計しているらしい「最もトークが面白いお笑い芸人」という、芸人なら誰しもがあこがれるランキングがあった。そこには、1位、明石家さんま、2位松本人志…というような名立たる有名芸人で埋め尽くされている。
8月末に発表されたこの2020年版に、この名誉あるランキングに2人揃ってランクインしたコンビがいる。それが「千鳥」だ。このランキングの7位大悟が、10位にノブが入っていた。
僕が思うに、千鳥は他の芸人とは異なる点が多い。
例えばパッと思いつくのは岡山弁の方言。全国区ではあまり馴染は無いが、大阪弁ほどきつくなく、どことなく子供の頃に聞いていた昔話の口調に聞こえ、ノスタルジックな感じに包まれる。この方言に癒され、聞いていると自然と笑顔になってしまう。
また、2人の漫才のスタイルである、”ひとつのことをひたすらやる”という点だ。
東京進出を果たしたころに童謡の『さっちゃん』を、大悟がひたすらクセのある歌い方で歌うというネタをやっていた。基本的に漫才は、ある程度の展開を組み、ボケを進化させストーリーを発展させていくものだが、千鳥は終始同じくらいのテンションでひたすら同じボケを繰り返す。それに対してノブがイライラしながら突っ込んでいくという至ってシンプルな構造なのだが、ネタの終盤には同じボケを客席も待ち望み、笑いの渦に引き込まれていく。
そんな漫才でいつのまにかブレークした千鳥の、冠番組のひとつがテレビ朝日で放送している『テレビ千鳥』だ。麒麟の川島や、かまいたち、時には俳優の佐藤健のようなゲストを交えつつ、千鳥以外には扱えない、大悟が考えたクセの強い企画をするというものだ。
2019年に深夜2時台でスタートしたこの番組が今年の秋から22時台の早い時間に引っ越しした。これはまさに今千鳥の勢いが凄いことを表しているということだ。
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