衝撃の「アップルパイ味」も腹括って全力レビュー! 今年下半期に登場した“珍品ペヤング”3選!!
#カップ焼きそば #ペヤング #カップ麺一行3昧
ホラー映画感漂う、不気味なタイトルロゴ…
「ペヤング ブラックスパイシーやきそば シーフード味」
最後に紹介するのは、2020年8月24日発売の「ペヤング ブラックスパイシーやきそば シーフード味」205円(税別)。こちらも黒いパッケージが目を引きますが、「ブラックスパイシー」という、何とも辛そうな商品名です。「ペヤング 極激辛やきそば」の猛烈な辛さを考えれば、何か思い切ったことをやってきそうな気配が漂います。
パッケージに描かれている、洋モノホラー映画のタイトルロゴのごとき不気味な気配が漂うデザインを見てしまうと、単なる「ちょっとスパイシーなシーフード味」で済むとはとても思えません。それなりに覚悟して食べた方が良さそう。
塩味のソースで、原材料を見ると「さけエキス」や「こんぶパウダー」といったものが入っているようですが、正直あまりシーフード味らしさはなく、シーフードヌードルのような海鮮の旨みはありません。
カニカマ、エビ、イカといったシーフードのたくさん入った具によって、ソースにはなかったシーフード味らしさが現れています。具のボリュームがペヤングの長所のひとつですが、この商品でも食べ応えは十分でした。ただ、カニカマが水分を含みすぎていて、他社のカップ麺に入っているカニカマのようなおいしさではありませんでした。
主役のブラックペッパーも大量に入っています。カップ麺でこんなにたくさんブラックペッパーが入っているのはあまり見たことがありません。富山県のご当地ラーメン「富山ブラック」に負けない量です。
食べ進めていくと、ブラックペッパーの辛味が蓄積し、体がちょっと熱くなってくるレベルで効いてきます。ブラックペッパーによって特徴を見出だせなかったソースがグッと引き締められ、おいしく変化していました。ただし、辛さについては、確かに辛いですが身構えるほどではありませんでした。罰ゲームになるような辛さではないでしょう。
“珍品ペヤング”の旅はまだまだ続く
最近発売されたペヤングのうち、“珍品”と呼んでも差し支えないと思しき商品を3杯をご紹介しました。アップルパイ味の衝撃が物スゴすぎて、他の2商品が多少霞んでしまった感もありますが、今年下半期に発売されたものだけでもこの密度。今後もどんどん“珍品ペヤング”が登場してくれることでしょう。これからも注目するしかありません。
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