小栗旬主演で『日本沈没』リメイク 懸念材料は”ネトウヨの批判”をかわせるかどうか
#小栗旬 #TBS #NHK #大河ドラマ #日曜劇場
TBSの日曜劇場において、名作SF『日本沈没』がリメイクされると報じられた。10月1日発売の『女性セブン』(小学館)によると、『日本沈没』リメイク版は来年秋クールの日曜劇場で放送される予定とのこと。主演の小栗旬が務め、香川照之や杏が脇を固める。今年の11月から撮影が開始するという。
「日本のSF小説の金字塔であり、何度も映像化されている人気作品なので、当然ながら注目度は高いでしょう。しかし、今年Netflixで配信されたアニメ版『日本沈没2020』が賛否両論だったこともあり、不安な部分も少なくありません」(テレビ局関係者)
小松左京原作の『日本沈没』は、災害によって沈没していく日本列島を舞台としたパニックSF。原作や1970年公開の映画版では、災害に立ち向かう科学者たちを軸に物語が展開する。一方、Netflixの『日本沈没2020』では、災害に巻き込まれた一般市民を中心に描いている。また、日本人が外国人を排斥するかのような描写もあり、日本を侮蔑的に描いた作品であるとして、“日本ヘイト”だと、ネトウヨから叩かれたのだ。
「『日本沈没2020』に対する“日本ヘイト”だという評価は、決して的を射たものではないのですが、“『日本沈没』は原作に忠実なものしか認めない”という、強固な考えを持った人々が少なくないのも事実。と同時に、やはり“ネトウヨにウォッチされる作品”にもなってしまった。
そういう意味では、小栗旬版のリメイクドラマについても、内容次第では大炎上してしまう可能性もあるでしょう、この作品が成功するかどうかは、“ネトウヨの批判をいかにかわすことができるか”にかかっているかもしれません」(同)
ちなみに、小栗旬は2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に主演することが決まっている。
「2021年は大河の撮影でほとんどのスケジュールが押さえられているはずで、その前に『日本沈没』を撮り終えなければならないが、今後コロナの影響がどうなるか不透明なこともあり、テレビ局サイドも緊張しているみたいですね。とにかく小栗のスケジュールはパンパンなので、スムーズに撮影を進めなくてはなりません」(芸能事務所関係者)
昨年夏にロサンゼルスに移住し、アメリカを拠点に活動する計画もあったという小栗旬。しかし、どうやら日本に落ち着くことになりそうだ。
「2021年公開のハリウッド映画『ゴジラVSコング(原題)』には出演しますが、コロナの影響もあって、そこから先に進むことができなかったということですね。でもその分、日本国内での俳優としての格はどんどん上がっているので、結果オーライでは」(同)
あとは、『日本沈没』が炎上しないことを願うだけか。
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