“ジャニーズの兄妹は売れない”ジンクスを跳ね返せるか？　NMB48を卒業する山田寿々の前途多難

絶大なジャニーズのブランド力は諸刃の剣

「ジャニーズさんはとにかく自分たちの利益を、外に出すのが嫌だという体質なんです。だからグッズ・ライブ・映画の制作なんかは可能な限り子会社で製作するようにしている。基本的に外注が嫌いなんですよね。そのせいでウェブへの進出も遅れたわけですし。それはタレントに関してもそうで、ジャニーズの看板をよそで使われるのを毛嫌いしている感がある。たとえ家族とはいえ『ジャニーズの親族』という名前の使われ方は許せないんでしょう。また、ジャニーズはファンも熱狂的なので、女兄弟だとファンから嫉妬を買うこともある。そうしたことを防ぐという意味合いもあるようですけどね。芸能界では“兄弟売り”に成功している人もたくさんいるけど、ジャニーズは例外と言えるでしょう」（中堅芸能事務所幹部）

　かくして「ジャニーズの兄妹は売れない」というジンクスが言われるようになったわけだ。果たして、山田寿々はこのジンクスを打ち破ることができるのか。兄の中山優馬も現在は舞台を中心に活動している。いつか兄妹が芝居で共演する日が来ることに期待したい。

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