菅内閣はスキャンダル対策で新鮮味のない連中を選んだものの、古傷が次々に暴かれることに?
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
YouTuberという新しい職業がある。YouTubeへ動画を投稿して収入得ている人をそう呼ぶ。中には月に何百万も稼ぐのもいるという。
ヒカルというのは、チャンネル登録者数417万人を持つカリスマだそうだ。彼が所属していた「VAZ」という事務所にいるねお(19=登録者数97万人を超える)の母親が、「年間に数千万円の収益が出ても月に30万円ほどしか報酬が渡されないこともある」と主張して、「VAZ」と契約解除するといい出し、事務所側と対立していて泥沼状態だと、フライデーが報じている。
ヒカルが、「VAZは所属のクリエイターも若いですが、社員もみんな若い。大学生のノリで運営されている面があって、まだまだ未熟なんです」と話している。
YouTuberは個人でやっていけるのに、なぜ、事務所に入らなければいけないのか、私には理解不能だ。だが、芸能プロのようなものまでできるというのは、よほど儲かるのだろう。
私も「絶対当たらない馬券術」をYouTubeに上げてみようか。誰も来ないだろうな。
文春が、日ハムの監督間違いないといわれている稲葉篤紀(48)の妻が、後輩選手夫婦たちにパワハラをしていると報じている。
この妻は“モンスター”といわれているそうだ。モンスターといえば、故・野村克也の妻、サッチーこと沙知代(故人)が有名だが、読む限り、そこまでのモンスターではないようだ。
稲葉が引退したら家事と育児をやらせている。選手の妻たちのグループをつくり、日本代表監督の妻というのをバックに、パワハラをしている。
グループLINEで、不倫相手とのツーショットを投稿した(真偽は定かではない)。FA宣言した選手の移籍を妨害するような発言をした。パワハラをされた選手もある程度事実だと認め、稲葉も広報を通じて反省をしているというコメントを出しているが、ご本人はパワハラを含めて全否定。
文春に「三浦春馬と佐藤健との葛藤12年」という記事がある。2人が出会ったとき、春馬16歳、健は17歳だったが、春馬はすでに売れっ子で、彼には事務所の車がついていたが、健は電車で現場に来ていた。
2人はすぐに意気投合し、「一緒に買い物に行き、洋服の趣味を把握し合うまでになった」(文春)そうだ。健は2012年に主演した映画『るろうに剣心』で一気にスターへと駆け上った。周りのスタッフや仲間を虜にしてしまう健と、一人で役に打ち込む春馬。友だちでありライバルである2人が映画で激突する。
春馬は『進撃の巨人』実写版、健は『るろうに剣心』の第2作目。2014年7月、東京日比谷にあるビルで健の2作目のマスコミ向け試写会が行われた。エンドロールに健の名前が流れた瞬間、春馬が突然立ち上がったという。
「口惜しさをいっぱいに滲ませたようなその表情は、暗い室内でも隠し切れない」(同)。そのまま会場から姿を消したそうだ。
春馬の映画の興行収入は前後編を合わせて約50億円、健の映画は累計125億円だった。繊細で人一倍責任感の強い春馬は、「僕のせいでヒットできなくて、監督に申し訳ない」と漏らしていたという。
7月19日、健は撮影中にもかかわらず、恵比寿の貸会議場のようなところで開かれた、ごく親しい者たちだけの「お別れ会」に来て、棺で眠る親友で良きライバルだった春馬と久々に対面したそうだ。
現代によれば、菅政権ではなく、二階政権だそうだ。
9月17日、菅が自民党総裁選で勝利を収めた翌日、麻生は自派閥の会合で行った挨拶で、『すが』を『かん』と言い間違えたそうだ。
安倍と一体で長年やってきた菅を間違えるわけはない。わざと言い間違えたのだ。
「『麻生さんは表向き、余裕の構えを見せていますが、実は腸が煮えくり返っている。麻生さんは、今回の政局を読み違えた。二階さんや菅さんを舐めていたからです。
安倍さんから持病のことを真っ先に相談され、主導権を握れたはずなのに、素早く菅さんを取り込み流れを作った二階さんに動きを封じられ、慌てて追従することしかできなかった。『こんなはずではなかった』と、すこぶる機嫌が悪い』(麻生派中堅議員)
麻生が腹を据えかねているのは、菅と二階コンビによる狡知に長けた今回の人事だという。
「麻生派は新内閣で麻生本人に加え、河野太郎が行革担当相、井上信治が万博担当相として入閣し、表面上は厚遇されているように見える。
だが、それはあくまで『表面上』に過ぎない。
『麻生がイラつく要因は、武田良太が総務相で入ったこと。武田は福岡選出で、地元が同じ麻生にとっては「天敵」として知られている。
事あるごとに自分に盾突く武田を麻生はずっと干してきたが、事もあろうにその武田を、菅は総務相という重要閣僚に抜擢した。しかも彼は二階派。麻生にしてみれば、福岡が二階に乗っ取られそうで、気が気ではないだろう』(自民党閣僚経験者)
武田は、二階派の『若頭』としても知られる。
『二階派では、鷹揚というか茫洋というか、何を考えているか分からないボスの二階さんに対し、側近の林(幹雄自民党幹事長代理)さんが派内に睨みを利かせる役割。すると不満も出てくるのですが、それを『まあまあ、俺に任せろ』となだめて、面倒を見ているのが親分肌の武田さんなのです』(二階派議員の一人)
だが、麻生に二階への反撃はできないという。もはや決着がついたというのである。自民党幹部がこう話す。
「安倍政権と菅政権の決定的な違いは、この二階の圧倒的な存在感だ。安倍一強の時は明らかな『官高党低』で、必ずしも二階がいなくとも成り立つ政権だった。だが、菅政権は違う。二階がいなければ菅は政権を維持できない。唯一、同格の存在だった麻生が沈めば、二階を止めることができる者は誰もいなくなる」
二階派の中堅議員は二階の凄さをこう語る。
「二階劇場の真骨頂は、芝居の緞帳が上がった時、すでに芝居は終わっているということなんだよ」
菅政権誕生、第2幕が始まったと思ったら、この時点で勝敗は消していたというのである。
「『麻生さんが潰される』
誰もがそう気づいた時、麻生はすでに、完全に終わっているのだ」(現代)
果たしてそうか。まだまだ波乱の予感はするがな。
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