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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 坂上忍の新バイキングは前途多難

坂上忍『バイキングMORE』新スタッフ合流で“血の入れ替え”も前途多難か

坂上忍

 テレビ業界では昨今は秋の改編シーズンだが、フジテレビでは今月25日、フリーキャスターの安藤優子と俳優・高橋克実が総合司会を務める情報番組『直撃LIVE グッディ!』が、5年半の歴史に幕を閉じた。

 同日以降、同番組が放送されていた時間帯は、坂上忍がメインMCを務める『バイキング』と加藤綾子がメインMCを担当する『Live News it!』が、それぞれ『バイキングMORE』、『Live News イット!』にリニューアルし、放送時間を延長するなどして埋める格好となる。

 番組の終了は安藤や高橋をはじめとする出演者のみならず、番組スタッフにとってもショッキングな出来事と思われるが、番組制作会社のスタッフはこう明かす。

「『直撃LIVE グッディ!』のスタッフの大半は、そのまま『バイキングMORE』に移行するようなので、そこまでダメージはないようです。どちらかというと番組が継続する『バイキング』の方がスタッフの人員や番組制作費の削減のあおりを受ける形になっています。とはいえ、元々、『バイキング』のスタッフの多くは他の番組との掛け持ちだったようなので、そこまで深刻な状況に追い込まれることはないみたいですけどね」

 かたやリニューアル、かたや打ち切りと、傍目から見ると明暗が分かれた印象もある『バイキング』と『直撃LIVE グッディ!』だが、その内情は番組の存続とはまた別のようだ。

 そして、状況を複雑にしているのが両番組の成り立ちという。

「そもそも『直撃LIVE グッディ!』は急遽立ち上げが決まった番組で、スタッフは局内の他の情報番組などからの寄せ集めで急場をしのいだ状況でしたし、『バイキング』に至っては情報番組ながらバラエティー班のスタッフを中心に構成されていましたからね」(前出の番組制作会社のスタッフ)

 そういう意味では、今回の『直撃LIVE グッディ!』の打ち切りに伴い、情報番組に精通したスタッフが入ってくることはリニューアルした『バイキングMORE』にとってプラスに働く可能性も高そうだが、話はそう単純でもないとか。

「一部で共演者やスタッフへのパワハラ疑惑が報じられていますが、『バイキングMORE』に関しては今やメインMCの坂上さんが絶対権力者と言ってもいい状況ですからね。プロ意識や責任感が強い反面、好き嫌いやクセが強い人ですし、新しいスタッフがいくら情報番組に詳しいからといって、すぐに坂上さんと打ち解けられるかというと微妙ですよね」(同番組制作会社スタッフ)

 今秋に“血の入れ替え”を行い生まれ変わった『バイキングMORE』だが、局上層部の思惑どおり高視聴率を獲得することはできるのだろうか?

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/09/28 10:00
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