米倉涼子版『新聞記者』、製作発表前の“内紛”発覚ではやくも不穏な空気が
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米倉涼子が2021年に動画配信サービス・Netflixで配信予定のオリジナルドラマ『新聞記者』で主演を務めることが、今月15日に発表された。
同作といえば、東京新聞・望月衣塑子記者の著書を原案として製作され、昨年6月にシム・ウンギョンと松坂桃李がW主演した映画版が公開。近年の政治事件などに正面から切り込んだ内容が話題を呼び、「第43回日本アカデミー賞」では最優秀作品賞など主要3門の最優秀賞を獲得。ほかにも多くの映画賞を受賞し話題になった。
ドラマ版で、米倉は“業界の異端児”と呼ばれる東都新聞の社会部記者・松田杏奈を演じ、映画版と同じ藤井道人監督がメガホンをとる。
「望月記者といえば、菅義偉首相が官房長官時代の会見でのバトルが有名。米倉版ではそういうシーンを挟みつつ、もっとドロドロした政界の裏側を描くことになるのでは。昨年『全裸監督』を世に送り出したNetflixだけに、政界を騒然とさせるように作品になることを期待したい」(永田町関係者)
ところが、同作の製作発表前、同作に関わった関係者の間で“内紛”が起きてしまっていたことを「週刊文春」(文藝春秋/10月1日号)が報じている。
もともと製作をめぐり、望月記者とプロデューサー・河村光庸氏から、森友改ざん事件により夫を喪った赤木雅子さんに連絡があったという。雅子さんといえば、事件を取材していた大阪日日新聞の相澤冬樹記者との共著『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』(同社刊)があり、ドラマ版では赤木夫妻をモチーフに、雅子さん役は小泉今日子にオファーしているという話だったという。
しかし、話し合いを重ねるうちに意見が食い違い、結局、雅子さんは「真実を歪めかねないドラマに協力はできない」と考え、協力を断わったという。
ところが発表数日前、河村氏から雅子さんにメールで「あくまでもフィクション」なのでタイトルも『新聞記者』のまま、赤木さん側の要望は聞き入れずに作る旨が一方的に宣告されたというのだ。
「小泉は『ヨネ(米倉)が出るなら』とオファーを受けたというが、曲がったことが嫌いなので、この内情を知ったら果たしてオファーを受けるかどうか。まだ、小泉の名前が発表されていないのは、オファーを断ったからではないかと囁かれています」(芸能記者)
今後の米倉以外のキャスト、ドラマのストーリーなどの発表が注目される。
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