「カラシビ」大人気店&ミシュラン1つ星の味も! 今、コンビニで買える“タテ型”名店再現系カップ麺3選!!
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カラシビ”の人気店もカップ麺に!「鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺」
最後に紹介するのは、2020年7月21日にファミリーマート限定で発売された、「鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺」228円(税込)。製造は明星食品です。東京・神田に本店のある「カラシビ味噌らー麺・つけ麺 鬼金棒」の味を再現しています。以前からファミマ限定で「鬼金棒」のカップ麺は出ていましたが、ヤマダイから明星食品製にメーカーが変更されています。
「鬼金棒」は、今でこそ担々麺や激辛ラーメンでは当たり前となっている「カラシビ」のブームの火付け役で、神田界隈でも特に行列のできる店としても知られています。人気店の味をカップ麺で手軽に楽しめるのはありがたい話です。
豚骨ベースの味噌味のスープに、唐辛子の辛味と山椒によるシビレを強く効かせています。辛味噌スープの場合、ベースの味噌味がそれほど濃くない場合もありますが、このスープは味噌味が濃厚で、お店の売りであるカラシビを抜きにしても十分おいしいスープとして成立するくらいの濃さがありました。
スープは唐辛子の辛味と山椒によるシビレがしっかり効いており、真っ赤に染まっています。お店ではカラとシビの強さを選ぶことができ、有料の「鬼増し」を選ぶと強烈なカラシビを味わえますが、今回のスープはさすがにそこまでの辛さやシビレはなく、辛さは辛口、シビレを合わせても激辛には満たない印象。
この他にも、チーズやかつお節の味が感じられ、スープの味をより複雑で重厚なものにしています。味噌味の濃さも合わさり、辛くてシビレるだけではない奥深さがありました。
麺は太めで縮れており、高弾力で多加水麺食感のノンフライ麺です。お店の麺と同様の特徴で、お店の麺の雰囲気がしっかり再現されています。弾力があって主張が強いため、濃くてシビレるスープとバランスが抜群でした。
“タテ型”カップ麺の進化を体感せよ!
今回紹介した3杯は、いずれもコンビニ限定&“タテ型”のカップ麺商品でした。“タテ型”は、“どんぶり型”の商品に比べるとあまり本格的ではないことが多い印象もあります。ただし今回は、いずれも超のつく有名店とコラボした商品で、かなり本格的な味わいを楽しむことができました。全体的なレベルがどんどん底上げされ、目覚ましい進化を遂げているカップ麺……恐るべしです。
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