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ジャニーズ番組揃って…日テレ系列が主要番組をリアタイネット配信解禁はテレビ収益モデルの崩壊するか?

ジャニーズ番組揃って…日テレ系列が主要番組をリアタイネット配信解禁はテレビ収益モデルの崩壊するか?の画像1
Tverサイトより

 テレビの視聴習慣が変わるきっかけになるだろうか?

 日本テレビが系列の読売テレビ、中京テレビとの3社共同で、10月3日から12月までの3カ月間、午後7時以降のゴールデン・プライム帯を中心とした主要番組を民放公式ポータルサイト「TVer」にて、無料でリアルタイム配信する画期的な試みを実施する。

「TVer」では各局が番組を限定して、リアルタイムでの放送終了後に「見逃し配信」をしている。今回の日テレ系の実験では、午後7時以降のほとんどの番組をリアルタイムで配信する点がポイント。

 これまで、「見逃し配信」をしていなかった、『踊る!さんま御殿!!』(火曜午後7時56分~)、『嵐にしやがれ』(土曜午後9時~)、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日曜午後7時~)、『世界の果てまでイッテQ!』(日曜午後7時58分~)といった人気番組や、帯番組の『news zero』(月~木曜午後11時~、金曜午後11時30分~)もリアルタイムで配信する。ただ、『金曜ロードSHOW』(金曜午後9時~)など一部の番組は権利等の関係で配信されない。

「これにより、テレビのない自室、外出時や電車の中などで、スマートフォンやPCで、リアルタイム視聴が可能になります。このトライアルを日テレ系が来年1月以降も続けたり、他局が追随すれば、テレビの視聴習慣が大きく変わりかねません。これが普及すれば、視聴率は当然下がるでしょう。最大のポイントになるのはCMスポンサーの理解が得られるかどうか。『TVer』でもCMは流れていますが、テレビのCMスポンサーにとっては、視聴機会が減ってしまうのは由々しき問題。テレビ局側としては、どんな形でも番組が見られれば、メリットがある。しかし、スポンサーの離脱や、広告料のダンピングなどの危険性をはらんでいますので、どう説得をしていくかがカギになりそうです」(テレビ局関係者)

 視聴者側にとっては利便性が高まるだけに、日テレ系の実験は英断ともいえそう。だが、ヘタをすれば、CM広告料が減収につながりかねず、諸刃の剣となる可能性もある。

最終更新:2020/09/24 22:00
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