『半沢直樹』「合体土下座」の衝撃! ついに最終回、1000倍返しで“史上最高土下座”不可避?
9月20日に放送された日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)の第9話。最終回直前ということで15分拡大スペシャルとなった第9話は、連日のテレビCMで告知されていた「倍返しか?土下座か?」の結末に対する注目度は高く、放送後のTwitterでは「大和田」「黒崎」「1000倍返し」などの半沢ワードがトレンドランキング上位を独占。この勢いだと、9月27日の最終回では30%台”も夢ではない。
第9話では、政府のドン・箕部幹事長(柄本明)の怒りを買い金融庁から異動となった黒崎(片岡愛之助)が最後に残したヒントである「伊勢志摩ステート」を手がかりに、半沢(堺雅人)が調査するところから始まる。箕部の実態を探ろうとした結果、自宅謹慎となった半沢。しかし、半沢は秘密裏に榎本に貸し出した20億円の融資の実態を探り続ける。その「バレたら終わり」という視聴者ハラハラの綱渡り展開のなか、半沢と宿敵の大和田(香川照之)の「自撮りツーショット」や、大和田のスマホフォルダの「猫画像」が露わになるなどクスリと笑えるシーンも。大和田に関しては、視聴者の期待を裏切らないコミカルキャラは健在だった。
なかでも今回のハイライトとなったのは、箕部幹事長と頭取(北大路欣也)と大和田の会談に、半沢が乗り込んだ修羅場シーン。箕部幹事長がかつて空港予定地の売買で金儲けをしていた証拠が箕部幹事長の手に渡ったことを知った半沢は、頭取に世間への告白・銀行の再生を訴えるも、頭取の回答は非情な門前払い。その非礼さを箕部幹事長に指摘され、土下座を促されると、大和田は「半沢、土下座をしろ!土下座~、土下座、ど・げ・ざ・・・」と背中に覆い被さる“おんぶ状態”で強制的に土下座させようと試みる。この衝撃シーンについて、香川照之はTwitterを更新し「第9話、長いラストシーンは無論、終日何度もくり返して撮影されました。土下座の場面も全部で7~8回はやったでしょうか…。元々は『全力で半沢を押さえつける』という台本のト書きでしたが、結局は大和田が半沢に覆いかぶさる『親亀・子亀』状態に。堺さんも私も翌日、もちろん筋肉痛でしたww」と告白。その名演技は実を結んだようで、Twitterでは「半沢直樹最高 ダブル土下座を流行らそう。笑 #ダブル土下座」「大和田は半沢をクビにさせないために土下座させようとした?」とさまざまな感想と憶測が飛び交った。
この土下座を拒否した半沢は、箕部幹事長を「ただの醜い老いぼれだ!」と一蹴すると、勢いそのままに「3人まとめて、1000倍返しだ!」と言い放ち放送は終了。その後の最終回の予告編では、辞令を言い渡す頭取に対して、辞表を提出する半沢の姿が。半沢の1000倍返しは実現するのか、半沢の進退はどうなるのか、そして半沢ファンを夢中にしてきた「カオス演出」は飛び出すのか。注目ポイントがよりどりみどりの最終回から目が離せない。
■番組情報
日曜劇場『半沢直樹』
TBS系にて、 毎週日曜21:00~放送
出演:堺雅人、上戸彩、及川光博、片岡愛之助、賀来賢人、尾上松也、筒井道隆、石黒 賢、児嶋一哉、宮野真守、段田安則、井川 遥、香川照之、柄本明、北大路欣也、ほか
原作:池井戸潤
脚本:丑尾健太郎ほか
演出:福澤克雄、田中健太、松木彩
プロデュース: 伊與田英徳、川嶋龍太郎、青山貴洋
制作著作:TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/
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