レイザーラモンRG、魂のパンチライン!!「『フリースタイルティーチャー』は全然ネットニュースにもならねぇ」
#フリースタイルティーチャー
9月16日放送『フリースタイルティーチャー』(テレビ朝日系)で、2ndバトル前の最終レッスンが放送された。
紺野ぶるま、なぜかいきなりステーキをディスるハプニング「閉店してねぇか?」
前回の総当たり戦で最下位だったレイザーラモンRGを指導するKEN THE 390は、助っ人ティーチャーとしてラッパーの掌幻とCharluを招いた。掌幻をカミナリ・石田たくみ、Charluをゆりやんレトリィバァに見立てた仮想スパーリングをRGに課したのだ。
それにしても、RGが冴えない。ビートアプローチはうまくいっていないし、ラップの内容は支離滅裂だ。総当たり戦以来のバトルに勘を取り戻せていない模様。しかし、最後の最後でRGから魂の叫びが放たれた。“仮想・ゆりやんレトリィバァ” のCharluを相手にしていたときである。
「俺は生み出してるぜ
この間も『半沢直樹』の伊佐山部長のモノマネしただけで
ネットニュースになった
この番組 お前 全然ネットニュースにもならねぇ
お前ら活躍したヤツらが 全然告知しねぇからだろうが
お前らの番組だと思って もっと告知しろ
もっともっとこの番組をネットニュースとかに載せろ
俺のモノマネに負けてんだよ」
ケンザが「いいですよ、それですね完全に!」と絶賛したパンチラインは、核心を突きまくっていた。RGの言う通りだ。前番組『フリースタイルダンジョン』に比べて、全くネットニュースに取り上げられない『ティーチャー』。これが、メディアからのシビアな回答ということ……。
紺野ぶるまを指導するTKda黒ぶちは「技術より感情で闘うことも必要」と説き、ぶるまの闘争心を養うための特別トレーニングを用意していた。ボックスから無作為に紙を引き、そこに書かれているものをディスってラップするという特訓だ……これって、ぶるまの事務所(松竹芸能)の先輩・なすなかにしがYouTubeチャンネルで発表したオリジナルゲーム「アングリーゲーム」にそっくりじゃないの!
しかし、なんだかんだでいい練習。お題が「ステーキ」になったとき、ぶるまはこんな怒りのラップを言い放った。
「いきなりステーキ結構行ってるぜ だけど量が多くて全然食えねぇよ
なんだよ あの上に乗ってるやつ それも美味ぇぜ
皆コロナ禍の前からフェイスシールドしてバッチリなのに
どうなんだよ 最近のいきなりステーキ
閉店してねぇか? 大丈夫か? 心配だぞ」
ステーキじゃなくて「いきなりステーキ」をディスるぶるま、勢い余ってしまったか? でも、明らかに彼女は進歩している。1stバトルは聞いててキツい箇所もあったが、確実にフロウが良くなっているし、ビートにも乗れている。落ち着けば、たくみやゆりやんに対して勝ち目が見えてくるかもしれない。
1stバトルで下位グループだったぶるまとRGも、ようやくエンジンがかかってきた。ただ、RGは“あるある”をバトルで使わないのか? 上達したとはいえ、彼が最下位候補であることに依然変わりない。下馬評を覆してほしい。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事