せっかくのブルーノ・マーズが台無し? 嵐、MVが「金かかってなさすぎる」問題! 原因は松潤の“プロデューサー気質”か
#音楽 #ジャニーズ #嵐
世界No.1メロディ・メイカーとも言われるブルーノ・マーズが嵐に提供した楽曲「Whenever You Call」が話題だ。18日には『ミュージックステーション』(テレビ朝日)で初披露し、嵐ファンからもブルーノファンからも好評を得ている。
また、公開されたミュージックビデオはすでに400万回近く再生されており(22日現在)、今年いっぱいで活動休止する嵐に花を添える結果になっているが、一方でこのMV、評判はまちまちな様子。
「せっかくブルーノ・マーズを招集したのに、ミュージックビデオは非常に地味ですね(苦笑)。東京の夜景を舞台に、嵐が黒のスーツで踊っているシーンと、メンバーひとりひとりのバストアップのリップシンクシーンだけで構成されていて、良く言えばシンプル、悪く言えばケチ臭い。どうやら当初は海外撮影を計画していたようなんですが、コロナで頓挫したんだとか。とはいえ、ブルーノ・マーズの楽曲なんだからもう少し凝ったものを作ればいいのにと思ってしまいますね」(レコード会社関係者)
しかし、嵐のミュージックビデオが簡素な作りなのは何も今に始まった話ではないという。例えば、7月にリリースされた米津玄師作詞・作曲による「カイト」も、どうにも安っぽいCGとおなじみのバストアップのリップシンクシーンで構成されている。
「ジャニーズがMVに金をかけないのは有名な話。凝ったMVを作ったところで、テレビでは一部しか流れないので、金をかけても仕方がないという考え方だった。YouTubeなどの動画配信プラットフォームができても、ジャニーズはウェブでの公開を頑なに拒んでいましたしね。そんなジャニーズも、最近ようやくYouTubeを活用し始めました。しかし、そうなると他のアーティストと比べてMVの安っぽさが際立ってきたなと感じます。もちろん、ジャニーズの中でも、レコード会社によっては凝ったMVを作るグループもいますが、嵐はジャニーズ傘下のレコード会社だからMVには力が入ってませんね」(前出・レコード会社関係者)
さらに、10年以上前に起きたとある出来事も、MV制作に影響を及ぼしているのではないかという。映像制作会社スタッフの話。
「昔、撮影したMVが松本(潤)さんの鶴の一声で全部おじゃんになったことがあったんだとか(苦笑)。どうにも仕上がりが気に入らないとかで、撮った素材すべてが無駄になって、スタッフが嘆いていましたね。こういうことがあると、制作サイドはやっぱり冒険した提案をしづらくなるんじゃないかな。松本さんは嵐のプロデューサー的なことも担っているので、一見安く見えるMVも、実は松本さんなりの美学のもとに作られているのかもしれませんね」
活動休止に向け、今後もまだミュージックビデオの公開がひかえているとも言われている嵐。次回作の仕上がりはいかに……。
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