菅義偉内閣の顔ぶれでは何も期待できない…正体は大派閥による実質的な「第三次安倍政権」
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さて、巨人軍がえらい好調だ。原監督も14年目にして川上哲治の通算勝利記録の1066勝を抜き、巨人歴代1位になった。
そうなると、偉大な川上を超えたかなどというバカな話題になるのだが、その時代を知っている私には、比べる方がおかしいと思うのだ。
綺羅星の如くに名選手がいて、文字通り球界の盟主だった巨人と、今の崩れきった巨人とは比べものにならない。
辛口の広岡達朗がいう通りだ。
「まずはもっと選手のプロ意識を向上させることです。(中略)昨年のシリーズでソフトバンクに4連敗した原を名将とは呼びません。(中略)そして、巨人の監督を勇退して弱いチームの監督になって、日本シリーズで勝つことです。カワさんができなかったことを達成して初めて、日本球界に貢献したことになる」
まだ名監督などとは、10年早い。
秋篠宮家に大変なことが起きていると現代が報じている。
冒頭は、悠仁さんが14歳の誕生日を迎えて、宮内庁が公開した動画のシーン。ニコンDFという一眼レフの操作方法を息子に教える秋篠宮。
「今年は父親と二人きりで、この家には『未来の天皇』が二人いると強調されるような内容でした。しかし、親子水入らずのはずなのに、どことなく緊張感がある点が気になりました」(宮内庁担当記者)
秋篠宮については、様々なストレスのため酒量が増えている、宮内庁が提供した夫妻の動画で、秋篠宮の手が震えていたという噂が流布している。
その秋篠宮家で、職員が次々に辞めていくというのである。これはしばらく前の新潮でも取り上げていたが、相当深刻な事態になっているようだ。
御代替わりになり、皇嗣という立場になって職員も約20人から50人へと増員されたのだが、辞めていく者が多く、活動に支障が出ているという。
とりわけ大きかったのは、警察庁長官官房付から出向してきた石川光泰宮務官が、今年の1月24日付で依願免職になったことだったそうだ。
東大卒のエリートキャリアで、エース級の人材を送り込んだと警察庁も自信を持っていたのにと、騒ぎになったようだ。
何が理由だったのだろう。現代によれば、加地隆治皇嗣職大夫の定例記者会見に、石川宮務官も毎回臨席していたが、記者から、紀子さんの服装に関する質問があり、石川が答えた。
だが、「皇室のドレスコードは非常に細かいもので、とりわけ女性皇族が何を着るかは大きなメッセージを持つ場合が多い。皇嗣妃としては、石川さんの説明に納得がいかなかったのでしょう」(皇室関係者)
現代はこう解説する。「自分は複雑なプロトコールやマナーを熟知しているし、着るものには細心の注意を払っている。それなのに、警察からやってきた若造が無粋にもその意味するところを記者に語るなんて。警察官は黙って警護だけしていればいいのです」
これが事実かどうかはわからないが、去年、同行するはずだったブータン行きもはずされ、結果、1月の免職になったという。
優秀な人材を送り込んだ警察庁としては、我慢ならないと、石川の後任にはノンキャリを補充することで、「宮内庁に『抗議』しています」(宮内庁担当記者)
秋篠宮家は以前から職員らに厳しく「御灘場」といわれてきた。さらに昨年10月22日、即位礼当日、賢所大前の儀が執り行われた雨の日にも“事件”が起きたという。
秋篠宮が傘をさして速足で歩き、屋根のある場所に着いた秋篠宮は、「傘をたたむと、傍らに立つ職員に無造作に傘を投げ渡した」(現代)というのである。
美談として伝えられている、済世会中央病院へのポリ袋を使った防護服寄贈も、このようだったという。
紀子さんは職員たちにこう告げた。「私たちと有志の職員で防護服を作って、病院に届けましょう」。「こう言われて、『私は参加しません』と言える職員はいません。紀子さまは同じ仕事を複数の職員に振って、それを競わせるのです。(中略)このような厳しさは、ご活動の内容をよりよいものにしたいという熱心さの裏返しでもありますが、『いくらなんでも度が過ぎる』と音を上げる人たちも多い」(宮内庁関係者)
宮内庁のプロパーがサポートできていないことも大きいそうだ。「宮内庁には皇嗣担当になるくらいなら退職するという職員も多い。それほど混乱した現場として恐れられているのです」(宮内庁OB)
秋篠宮と紀子さんをイライラさせる要因はいくつもある。立皇嗣の礼が延期されたまま目途が立っていない。
眞子さん、佳子さんとの意思の疎通がうまくいっていない。現代によると、悠仁さんの教育問題もあるという。
「父である秋篠宮自身がいわゆる帝王教育を受けていないうえ、宮内庁からのサポートもないまま、皇位継承順序2位の少年は中学校を卒業しようとしている。
来年には高校受験を控え、筑波大付属、東京農業大学第一、渋谷教育学園渋谷など進学先候補がいくつか取りざたされているが、どこも宮様を迎える体制が整っているとはいえず、帝王教育など夢のまた夢だ」(現代)
紀子さんの関心事は悠仁さんを立派な天皇にすることに尽きるそうだが、ここへきて、天皇家の一人娘、愛子さんを女性天皇にという声が、政治家の中からも出てきているようだ。
石破茂、河野太郎、二階俊博たちが女性天皇容認を表明している。「これは紀子さまにとって大きなショックでしょう」(静岡福祉大学小田部雄次名誉教授)
こうしたことが紀子さんの焦燥となり、職員への厳しい態度に表れているとすれば、事態はより深刻であろう。
文春では、紀子さんの言葉から、眞子さんと小室圭の「結婚再延期が発表される」と行間を深読みしている。
「“できる限り”とは、“できないこともあるのよ”という気持ちの裏返しなのです」(秋篠宮家関係者)
名古屋大学大学院人文学研究科の河西秀哉准教授も、眞子さんの強い結婚の意志は変わっていないが、紀子さんの反対の気持ちも強い。小室家の借金問題は進展がなく、秋篠宮が2年前にいった「多くの人に納得してもらい喜んでもらい状況」にはほど遠いから、「選択肢としてはご結婚を再度延期するほかないのではないか」と話している。
さて、美智子上皇后の体調がすぐれないようだ。新潮によれば、ずいぶんと痩せていた上皇后が検診のために今月11日宮内庁病院へ出向いたが、4月に歯科に行って以来、およそ5カ月ぶりの外出だという。
この10余年あまり、上皇后は絶えず、体の変調に苛まれてきた。2015年には心筋の流れが悪くなる「心筋虚血」と診断され、昨年6月には両目の白内障の手術をしている。さらに昨年8月には、早期の乳がんと診断され、9月に東大病院で手術を受けている。
引っ越して以来、原因不明の微熱が続いていて、左手の指に「こわばり」があるため、趣味のピアノも弾いていないという。
その上コロナ禍で、散策もままならないため、精神的なストレスが溜まっているのではないかともいわれる。美智子上皇后の笑顔を、今再び見たいものである。
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