カップヌードルに豚骨、味噌、鶏白湯…“和風テイスト”ブーム到来!? 「米に合う」3商品を全力レビュー!
カップヌードルと言えば、縮れのついた麺に洋風のスープを合わせた、和風感のあまりない商品が多いです。商品名も、「カップヌードル」、「シーフード」、「カレー」、そして「チリトマト」など、基本的にはカタカナのものが多く、商品名の通り「ラーメン」より「ヌードル」が相応しいイメージがあります。
ですが、最近は商品名が漢字で、和風テイストの商品も登場するようになってきました。そんなカップヌードル「バージョン2.0」とも言えそうな3杯をご紹介します。
売れすぎて一時発売休止に! 空前の大ヒット商品「カップヌードル 味噌」
最初にご紹介するのは、2019年4月1日に発売された、「カップヌードル 味噌」193円(税別)。ドカンと漢字二文字で「味噌」と書かれた、これまでのカップヌードルのイメージを覆す一杯。醤油味のノーマル「カップヌードル」は醤油味として売り出しておらず、塩味の「カップヌードル しお」はパッケージに大きく「SIO」と書かれていて、洋風感を前面に掲げています。
この「カップヌードル 味噌」は、発売当初あまりに売れすぎて生産が追いつかなくなり、しばらく発売休止されていたという過去が。当時かなり話題になったので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
以前、日清食品が事前に行ったアンケートにおいて、「カップヌードル 味噌」が「カップヌードルの中でおむすびに合うランキング」の第1位に輝いています。味噌味なのでおむすびに合うのは当たり前ですが、「カップヌードル カレー」もごはんに合うのは間違いないので、競り勝ったのはすごいことです。
麦味噌、赤味噌、白味噌の3種の味噌を使った濃厚な味噌味のスープ。味噌の香りや塩気が強い上に、生姜やニンニクの風味を合わせ、おむすびに合う味というのが頷ける、ごはん片手に食べたいおかずのような味です。特に生姜のキレが鋭く、スープの最大の特徴となっていました。
生姜やニンニクは、札幌味噌ラーメンにも見られる特徴ですが、札幌味噌ラーメンとの大きな違いは、ラードなど油がそれほど多いわけではなく、濃い味の割にスッキリした後味になっていることです。味噌ラーメンは食べたいけど、こってりしすぎているのは苦手だという方に最適です。
具は、カップヌードルの代名詞である謎肉に、コーン、キャベツ、ニンジンなどの野菜が入っています。野菜類はいずれも味噌ラーメンの具としてよく使われるもので、カップヌードルらしさと味噌ラーメンらしさを両立していました。
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