カップヌードルに豚骨、味噌、鶏白湯…“和風テイスト”ブーム到来!? 「米に合う」3商品を全力レビュー!
ラー油+花椒でひとクセ、ふたクセある豚骨ラーメン「カップヌードル 旨辛豚骨」
続いては、2020年8月31日に発売された、「カップヌードル 旨辛豚骨」193円(税別)。こちらも洋風なカップヌードルのイメージとはかけ離れた漢字の商品名。大々的にテレビCMが流されており、メーカーもかなり力を入れているのが窺えます。
単なる豚骨ラーメンではなく、「特製ラー油」で旨辛に仕上げられた「旨辛豚骨」。遊び心のあるカップヌードルの豚骨ラーメンなので、普通の豚骨ラーメンではないのは間違いないところ。映画版のジャイアンが通常回と比べて確実に良い奴なのと同じくらい、間違いありません。
マイルドでクセのない豚骨スープで、臭みや粉っぽさ、骨感といった豚骨スープとしての本格感はなく、ライトな味わいとなっています。スープにはクリーミングパウダーも入っており甘みが強めで、ちょっと洋風な豚骨スープとなっていました。
ここまでならカップ麺でよくある豚骨スープの味なのですが、この豚骨スープにパッケージにも書いてあった「特製ラー油」のおかげで辛味が加えられています。このラー油、ただのラー油ではありません。ラー油の辛味にプラスして、紅生姜の香りがつけられています。
さらに、スープには花椒が入っており、軽くシビレを効かせています。担々麺や麻婆麺など、カップ麺でも多くの商品で花椒のシビレを効かせた商品が登場していますが、豚骨スープに花椒のシビレを効かせるのは珍しく、遊び心のあるカップヌードルらしい着眼点と言えるのではないでしょうか。
具として入っているのは、謎肉、キクラゲ、ネギ、粒ごまなど。カップヌードルの代名詞である謎肉と、豚骨ラーメンらしい具を組み合わせています。特にキクラゲはコリコリして食べ応えがあり、カップヌードルのエビやシーフードヌードルのイカに匹敵するような存在感でした。
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