『チコちゃんに叱られる!』豊川悦司、チコってWピースを披露「父ちゃんやったぞ!」
#チコちゃんに叱られる!
「父ちゃんやったぞ!」トヨエツ、カメラ越しにWピース
この日最後のテーマは、「なんでレストランの氷は穴があいてるの?」という疑問。すると、なんと豊川がチコって(正解して)しまう。
「つまんねーヤツだな~」(チコちゃん)
遂に「つまんねー」と言われてしまった豊川だが、親指を立てて完全に喜びの表情だ。チコちゃんが発表した答えは「透明な氷を作るため」だった。
レストランで出される氷は、家庭で普通に作る氷に比べて透き通っているのが特徴。この氷は丈夫で溶けにくいという特徴も持っているが、それは穴によってもたらされているらしい。ということで、レストランの氷を作る製氷機メーカーを訪れたスタッフ。そこで見せてもらった氷製造法は、氷サイズの型に下から噴水のように水を噴射して氷を作る方式だった。マイナス12℃まで冷やしたアルミで出来た製氷皿の内側に下から水を噴射し、製氷時間は約40分。
なぜ、下から水を噴射して作るのかというと、水に含まれるマグネシウムやカルシウムといった不純物を取り除くためである。水を下から吹き付けて凍らせることで水はゆっくり外側から凍っていくが、このときに不純物は水よりも重いので、凍りきらなかった水と一緒に下に落ちていく。こうすることで、純度の高い透明の氷ができているのだ。つまり、レストランの氷にある穴は下から水を噴射して不純物を取り除きながら凍らせた跡ということ。そうか、型の形で穴が開いてるんじゃなかったのか……!
あと、あの穴を残している理由も判明する。最後まで埋めてしまうと、氷を落とすときうまく落ちないことがまれにあるので、それを防ぐためだそう。穴が埋まるまで水を吹き付けると、製氷皿から溢れた水同士が固まって氷同士がくっついてしまうのだ。
でも、本当にレストランの氷は丈夫で溶けにくいのだろうか? というわけで、番組は検証した。穴の開いた氷と家庭用製氷機で作った氷、どちらの氷が早く溶けるか、実際に試したのだ。室温26℃で2つの氷を放置すると、当然ながら氷はドンドン溶けていく。そして実験開始からちょうど1時間後、家庭用製氷機で作った氷はすっかり溶けてしまっていた。それに対し、穴の開いた氷は溶けずに残っている。家で作ったものより買った氷のほうが長持ちする気がしていたが、気のせいじゃなかったんだな……。
結果、この日は回答者の中で豊川だけが1問正解となった。
チコ 「娘さんへの面目も丸立ちですね」
豊川 「父ちゃん、やったぞ!」
Wピースでドヤ顔になるトヨエツ。てっきり、もっと寡黙でクール人だと思っていた。今後、バラエティの仕事が増えてもおかしくないと思う。
(文=寺西ジャジューカ)
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