フワちゃん“失礼態度”の危ういバランス──「怒ったら負け」な雰囲気を強いられる厄介さ
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お笑い第7世代の中でもひときわ異彩を放つ存在として、大活躍しているフワちゃん。大物芸能人にもタメ口をきく傍若無人なスタイルが楽しまれている一方で、その態度に苦言を呈する声も出始めている。
「本番中に先輩芸能人にタメ口をきいたり、呼び捨てにしたりするのはいいんですが、カメラが回ってないところでもそういうノリがたまにある。周りの制作スタッフや事務所関係者は本当にヒヤヒヤしています」(テレビ局関係者)
そんな中、伊集院光がフワちゃんの態度に不快感を示したと報じられたこともあった。
「伊集院さんがテレビ局のメイク室でスタッフと話していたところをフワちゃんが写真に撮ってSNSにアップしたんです。それを伊集院さんがラジオで話したら“不快感を示した”と記事にされてしまった。実際には、伊集院さんは面白おかしく話しただけのようですが、“フワちゃんに不快感”というところが独り歩きした背景には、もともと“フワちゃんの態度はやりすぎだ”といった声もあるためだといえるでしょう」(同)
従来の芸能界の常識からは少々逸脱しているフワちゃんに対して、とある芸能事務所関係者はこう話す。
「大物芸能人にフレンドリーなのはまったく問題ないと思います。でも、こっそり写真を撮ってSNSにアップするのは問題アリ。テレビ局でいきなりインスタライブなんかを始めるのも、ちょっと怖い。タレントの肖像権の侵害にもなりうるし、うるさい事務所であれば大きなトラブルに発展しかねない。今後、大手事務所やテレビ局がフワちゃんに対して、正式に指導する可能性もあると思います」
9月15日深夜に放送されたテレビ東京系『あちこちオードリー ~春日の店あいてますよ?~』にゲスト出演したフワちゃん。番組内でオードリーの若林正恭は、フワちゃんの失礼な言動に対して“怒ったら負け”という雰囲気があると話していた。
「まさに“怒ったら負け”という雰囲気が出来上がっているので、多くの共演者が笑いにしているという状況です。もちろん、フワちゃんはギリギリセーフのラインを守ることができるからこそ、支持されているというのもあるんですが、“怒ったら負け”の共通認識を誰かが壊したら、一気に干されてしまうかもしれない。意外に空気を読めるフワちゃんなので、大丈夫だと思いたいんですけど、ちょっと心配な部分もありますね……」(前出・テレビ局関係者)
いずれにしろ危ういバランスの上に成り立っているフワちゃん人気。どうにか踏みとどまることはできるのか?
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