武井咲が3年ぶりにドラマ復帰! 窮地のオスカープロモーションの救世主になるか?
#ドラマ #オスカー #武井咲
かつては“美の総合商社”として、芸能界を席巻したオスカープロモーションが窮地に陥っていることは、すでに周知の通りだろう。
今年に入って、エースの米倉涼子を始め、ヨンア、忽那汐里、リサ・ステッグマイヤー、長谷川潤、草刈民代、岡田結実らが続々と退社。さらに8月いっぱいで堀田茜、紫吹淳、剛力彩芽、福田沙紀が抜けて、負の連鎖が止まらない。現状では、同事務所のイチ推しである若手女優・小芝風花が孤軍奮闘しているような状態だ。
そんな中、久しぶりに明るいニュースが舞い込んできた。2018年3月の第1子出産以降、仕事を大幅にセーブして、育児中心の生活を送っていた武井咲が3年ぶりにドラマ復帰を果たすのだ。
武井は剛力、忽那と共に“オスカー3人娘”として、事務所の猛プッシュを受け、『Wの悲劇』(テレビ朝日系)、『息もできない夏』(フジテレビ系)、『東京全力少女』(日本テレビ系)など多くの連ドラで主演。しかし、17年9月にEXILE・TAKAHIROと結婚し、同10月期『今からあなたを脅迫します』(同)を最後に産休に入り、出産後も本格的な復帰はしていなかった。
今回、武井が出演するのは、同7月期に主演した『黒革の手帖』(テレ朝系)の続編『黒革の手帖~拐帯行(かいたいこう)~』で、今年の冬にオンエアされる。
同作は松本清張氏の同名小説が原作で、これまでテレ朝では武井のほか、山本陽子、浅野ゆう子、米倉涼子が主演してドラマ化。TBSでも大谷直子主演でドラマ化されており、まさに名作中の名作。主人公の原口元子は“希代の悪女”と呼ばれ、銀座のクラブでママを務める役柄とあって、当時まだ23歳だった武井が主演では、「年齢的に若すぎる」との指摘もあった。だが、なんとか大役をこなし、武井の代表作にもなっていた。
17年の作品で、元子はメガバンクから横領した1億8,000万円と借名口座のリストが記された“黒革の手帖”を武器に、銀座の頂点に上り詰めたが、最終回ではどん底へと転落した。今回の続編では、それから3年の時がたち、刑期を終えた元子が、新たなスタートを切り、再び頂点を目指し、はい上がっていく物語となる。
テレ朝としては、前回の連ドラの流れから、できれば主演女優は変えたくなかったという。武井は出産後、CM中心の仕事になっていたが、ようやく重い腰を上げて、ドラマに復帰することでオスカーの救世主になり得るのだろうか?
「連ドラならともかく、単発のスペシャルドラマです。だからこそ、武井はオファーを受けたんです。米倉のように高額の出演料が入るわけではありませんし、これを契機に本格的に復帰していこうという感じではないようなのです。ですから、今回のドラマ出演程度で、窮地の事務所を救うのは無理でしょう」(芸能プロ関係者)
とはいえ、暗い話題が多かったオスカーにとって、武井のドラマ復帰は、久々のポジティブなニュース。今作の評判がよければ、武井も本格的な女優業復帰に意欲を見せるかもしれないだけに、オスカーとしては、祈ろうばかりだろう。
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