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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > ジャニーズ「練習動画」がウケる理由

Snow Manが“ただ踊るだけ”で100万回再生! K-POPから輸入された「プラクティス動画」はテレビ出演より効果的か

J-POP界は「プラクティス動画」に及び腰?

 ジャニーズでは、2018年のジャニーズJr.公式チャンネル立ち上げ当初より練習動画を公開しており、再生数も軒並み好調の様子。またジャニーズだけではなく、ほかのアイドル・アーティストもこうした動画を公開しているが、一方でプラクティス動画に対して及び腰の事務所もあるという。

「日本はまだCDの売り上げを重視する傾向が残っている。なので、売り上げに響くことを懸念して、楽曲を長尺でYouTubeに流すことを躊躇してる音楽関係者も結構いるんです。ジャニーズJr.の場合は、CDになっていない楽曲を使うことが多いので融通がきくのでしょう。あと、ダンスの名門でもあるLDHもプラクティス動画には積極的でなく、めったに公開することはありません。というのも、彼らの信条に『舞台裏はあまり見せるものではない』という思いがあるみたいなんですね。この考え方は日本のエンタメらしいというか、ジャニーズだってどちらかといえば“舞台裏は見せたくない派”だったんです。ですが、ジャニーズJr.を仕切る滝沢秀明さんが、K-POPの成功例を素直に受け止めて柔軟に取り入れたんでしょうね」(前出・レコード会社関係者)

 前述したように、プラクティス動画はCD売り上げに悪影響どころか宣伝効果を期待できる部分が大いにある。

「ジャニーズのデビュー組はCDリリースのたびに、バラエティ番組に出演して告知をやってるけど、正直あんな数秒のPRのために視聴率の振るわない番組に出るより、YouTubeで練習動画やメイキング動画を公開したほうがよっぽど宣伝効果がある時代になってると思います」(同)

 音楽の新たな文化になりつつあるプラクティス動画の宣伝効果ははたして。Snow Manの新曲の売れ行きに期待したいところだ。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2021/12/03 01:45
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