嵐の“花道”をめぐって各テレビ局が駆け引き!? フジテレビ優勢も、ジャニーズとの関係性で日テレ逆転の可能性
#ジャニーズ #嵐 #日本テレビ #フジテレビ
活動休止までの残り時間が少なくなってきた嵐。テレビ各局は、嵐の“ラスト特番”をめぐって綱引きが展開されているという。
「コロナの影響で、嵐のラストライブがどうなるか、予断が許さない状況ではありますが、おそらく最後のテレビ出演になりそうなのが、大晦日の紅白。オイシイところをNHKに持っていかれるのが確定的な状況の中、嵐のレギュラー番組がある日本テレビとフジテレビが、“民放ラスト”を自分のものにしようと駆け引きをしている様子」(制作会社スタッフ)
日本テレビは9月10日、『嵐にしやがれ』を年内で終了すると正式発表。最終回は大規模なスペシャル編成になる予定だという。
「『嵐にしやがれ』の最終回は4時間くらいのスペシャルになりそうだとも言われています。一方、フジテレビも『VS嵐』の最終回特番を用意していて、こちらが“民放ラスト”になりそうだとか。ただ、日テレのほうも“ラスト”は奪われたくないはずなので、ギリギリまで放送日を明かさずに、フジの出方をうかがっている状態でしょう」(同)
では、ジャニーズサイドはどう考えているのだろうか。
「嵐は元々フジテレビで放送された『バレーボールワールドカップ』のイメージキャラクターとして結成されたので、“フジテレビで始まりフジテレビで終わる”というのが綺麗な形。『VS嵐』は2008年から09年にかけて、土曜昼に放送していたんですが、その時期に若年層のファンを一気に獲得し、そのまま国民的アイドルになっていったという経緯もあります。普通に考えれば、『VS嵐』がラストになるはずです」(同)
しかし、現在のジャニーズ事務所はフジテレビとの関係よりも、日本テレビとの関係のほうが良好だとも言われている。
「『24時間テレビ』のMCを毎年ジャニーズタレントが担当するようになってから、ジャニーズ事務所と日本テレビの関係はかなり深いものになっている。ジャニーズに対して、もっとも融通を利かせることができるのは、やはり日本テレビ。単純に視聴率的なことを考えれば、ジャニーズとしてもフジテレビより日本テレビと仲良くしていたほうがメリットも大きい。今後のことを考えて、『嵐にしやがれ』こそを“民放ラスト”にする可能性もあります」(前出・制作会社スタッフ)
ちなみに、嵐にとっての初冠番組は2001年に始まった日本テレビ系『真夜中の嵐』だ。この番組が企画や放送時間を変えつつ、『嵐にしやがれ』につながっている。
「本格的にブレイクする前の嵐を支えていたのが日本テレビ。嵐としては、その部分に対する恩義もあるでしょう。嵐は日本テレビに最大限の恩返しをする理由があるんです」(同)
嵐の“民放ラスト”をめぐる日本テレビとフジテレビの綱引き。その結果次第で、ジャニーズ事務所とテレビ局との関係性も変化していくかもしれない。
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