トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『半沢直樹』すでに“大和田ロス”?

『半沢直樹』視聴者すでに“大和田ロス”? アドリブ王に躍り出た香川照之、やりたい放題

『半沢直樹』公式HPより

 放送が延期されていた日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)第8話が9月13日に放送され、平均視聴率は25.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。Twitterにトレンド入りするなど、今回も視聴者を沸かせた『半沢直樹』。中でも、主人公・半沢直樹(堺雅人)と宿敵の大和田(香川照之)の「おねしゃす」シーンが話題を呼んでいる。
 
 政府のドン・箕部幹事長(柄本明)と半沢が正面衝突する第8話では、紀本常務(段田安則)が政府と内通していることを勘付いた大和田がその不正を暴くため、半沢に共闘の話を持ち掛ける。しかし、半沢は「人にものを頼むときの態度ってものがあるでしょう」と大和田に言い放つ。大和田はプライドが邪魔して「お願いします」と言えないようで「おね…しゃす」と小声でつぶやいた。
 
 放送終了後、大和田を演じる香川はこのシーンについて、自身のTwitterを更新。「『おねしゃす』ネタ、いかがでしたでしょうか?」と、自身の演技について視聴者に感想を求めた。続けて「もちろん、本セリフの『お願いします』から派生したアドリブなのですが、これは①半沢くんの案 ②大和田の案 ③現場で生まれた偶然 ④監督の案 果たしてどれだったでしょうか?」というクイズを出題。翌日には、自身のアドリブだったことをツイートした。
 
 ネットでは「アドリブ、毎回期待してます」「アドリブは原作にないのでいつも楽しいです」「臨機応変に対応なさる堺さんも流石」など、大和田のアドリブを絶賛の声が寄せられた。また、「半沢直樹終わったら、大和田ロスになりそう」「もう楽しみがなくなっちゃうと思うと寂しい」と、最終回を目前に“大和田ロス”を予感させる視聴者からのコメントもあった。
 
 残り2話を残して、初回からじりじりと視聴率を伸ばしてきた『半沢直樹』。しかし、前作最終回の平均視聴率42.2%にはまだまだ及ばない。今作も最終回に向けて盛り上がりを見せそうだ。
 
 最終回を迎える前から“大和田ロス”を予感させる香川の演技とアドリブから目が離せない。

日曜劇場『半沢直樹』
TBS系にて、 毎週日曜21:00~放送
出演:堺雅人、上戸彩、及川光博、片岡愛之助、賀来賢人、尾上松也、筒井道隆、石黒 賢、児嶋一哉、宮野真守、段田安則、井川 遥、香川照之、柄本明、北大路欣也、ほか
原作:池井戸潤
脚本:丑尾健太郎ほか
演出:福澤克雄、田中健太、松木彩
プロデュース: 伊與田英徳、川嶋龍太郎、青山貴洋
制作著作:TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2020/09/14 19:24
ページ上部へ戻る

配給映画