超名店「ど・みそ」もまぜそばに! カップ麺は味噌ラーメン戦国時代へ——王道から変わり種まで3選!!
#カップ麺 #カップ麺一行3昧
愛知ではド定番! 名物「赤3番」のちょうど良い辛さ
「カップ赤からラーメン」
続いては、寿がきや食品から2020年8月24日に発売された、「カップ赤からラーメン」210円(税別)。前から販売されている商品ですが、ノンフライ麺になって生まれ変わりました。愛知県では定番カップ麺のひとつとして知られています。
「赤から」は愛知県発祥の居酒屋チェーンで、名物の「赤から鍋」は、全国的に知られる辛い鍋料理です。名古屋の食文化は本当層が厚い! カップ麺では、この赤から鍋の1番人気の辛さである「赤3番」の味が再現されています。赤からが味噌ラーメン?? と思われるかもしれませんが、赤からは味噌味がベースで、唐辛子味噌とも言われるコチュジャンも入っているため、味噌ラーメンの一種と言えなくもないでしょう。
「赤から鍋」といえば、牛脂の風味と甘辛で後を引く味が特徴ですが、カップ麺でもその味はしっかり再現できています。牛脂のまったり感と、コチュジャン由来の強い甘みのバランスがお店の味さながらで、麺をすすってスープを飲んで、最後に〆にライスまで投入したくなってしまいます。恐ろしきコンボ。
「赤3番」は、辛いもの好きな人も辛いものが得意ではない人も、どちらも納得できる最大公約数的な、ピリ辛に毛が生えた程度の辛さです。激辛好きな方だと少々物足りないかもしれませんが、牛脂や甘みとのバランスを考えると赤3番くらいがちょうど良いのではないかと感じています。
今回のリニューアルでノンフライ麺が使用されるようになりましたが、麺の味や食感が以前より本格的になっています。反面、ノンフライ麺使用によるコスト増の影響か、以前は入っていた揚げ玉がなくなってしまいました。本来、赤から鍋には揚げ玉は入っておらず、カップ麺オリジナル要素ではあったのですが、香ばしくておいしかったので残念。
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