マツコ＆有吉『かりそめ天国』、週刊誌の張り込み取材に苦言「もっと努力してって」

　9月4日放送の『マツコ＆有吉 かりそめ天国』（テレビ朝日系）で、タレントのマツコ・デラックスとお笑い芸人の有吉弘行が、週刊誌のゴシップ報道に苦言を呈する場面があった。

　話題になっているのは、エコバックについての話題を取り上げている際の一幕。有吉は「どうにかならない？って思うんだけどさ」と前置きし、買い物に行って何も袋を持っていないとき、ジュース2本程度とトイレットペーパーを手に持ち、帰ろうとしたところを週刊誌に撮られたことがあると暴露する場面があった。

　スタジオからは笑い声が飛んでいたが、マツコは深く共感したように苦笑い。「あれ、どういうつもりなの？」と首をかしげる有吉に、マツコは「ついでだと思う。私も前、誰か待ってたのかそれか、私で面白いの撮ろうと思ったけど無理だったのか分かんないけどさ」と言い、コンビニの大袋を抱えてマンションの玄関に入る写真を撮られたと明かしていた。

「その際、週刊誌には『私服はツーパターン』と書かれていたといい、マツコは『だからこの人たち何日か張ってたんだなっていう。何日か張った上に買い物してるところ撮るって……」と呆れ気味に。

　有吉は『“むなしい独身生活”とかさ。お前の仕事のほうがずいぶん……』と得意の毒舌が飛び出していましたが、マツコは、『もっと努力して、って思う。写真撮るんだったらどうぞ撮ってください。だけど、それで済ますの？』と記者のプロ意識を疑問視。有吉は『めっちゃ盗撮』と断罪しつつ、『袋からネギ出してるとさ、むなしい独身生活って書かれるから。私にとっては楽しい独身ライフ。アーバンな生活』と熱弁していました」（芸能ライター）

　有名人ならではの愚痴に視聴者からは、「買い物行っただけで撮られるって本当にストレス半端ないだろうな」「盗撮って、本当にその通りだよね」「週刊誌にここまで堂々と異論を唱えられるのこのふたりくらい」という声が集まっていた。

「その後もふたりは芸能人の子どもすら黒い目線を入れて誌面に載せていることに苦言を呈し、週刊誌のそもそもの需要を疑問視。有吉いわく『（週刊誌を）買うの定食屋とテレビ局くらいじゃない？』と、コンビニにすら置いていないことも多いと指摘していました。

　有吉は『世間の人が雑誌買うってことはないんだよ。載った記事をワイドショーがやって、そこで持ちつ持たれつだから』と断言。マツコは『なんの持ちつ持たれつなのよね？テレビ局もちゃんと自分たちで取材しろよって話だし』と困惑した様子を見せていました」（同）

　マツコと有吉のふたりだからこそ、真正面から週刊誌に切り込むことができるのかもしれない。

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