【8月新商品】インパクト大の“こってり系”汁なしカップ麺3選!
#カップ麺 #カップ麺一行3昧
8月もたくさんのカップ麺が発売されましたが、夏らしいカップ麺の多くはすでに前月までに登場しており、8月は特に季節感のない平常運転の新商品が多かったです。8月に発売された商品のうち、流行りの汁なしカップ麺でインパクトの大きかった3杯をご紹介します。
油そばブームの火付け役「ぶぶか」の限定メニューがカップ麺に!
「明星 ぶぶか 台湾油そば」
まずは、2020年8月17日に明星食品から発売された「明星 ぶぶか 台湾油そば」230円(税別)。「ぶぶか」といえば、油そばブームの火付け役として知られる東京・吉祥寺の名店で、明星食品から発売されている「ぶぶか 油そば」もカップ油そばの定番商品としておなじみです。
この商品は、ぶぶか新宿紀伊国屋店の開店1周年を記念して供された限定メニューをカップ麺化したもので、ぶぶか油そばに名古屋めし「台湾まぜそば」を掛け合わせた一杯となっています。自己主張の強いもの同士の組み合わせが、果たして足し算以上のものを生み出すのでしょうか。
チャーシューの味が溶け込んだ油そば要素の強いしょうゆだれをベースに、唐辛子やニンニクなどの風味を加え、台湾まぜそばらしさを加えています。チャーシューだれの味よりも、ニンニクのパンチや辛味の強さが目立っており、油そばよりも台湾まぜそば要素の強いたれの味となっていました。
マヨネーズがついていますが、これはいつもの「ぶぶか 油そば」にも入っており、劣勢な油そば要素のひとつとなります。ただの台湾まぜそばではなく、ぶぶかであることを主張していました。ぶぶかがぶぶからしくあるために、マヨネーズに課された役割は非常に大きいように見えます。
麺はニンニクが練り込まれている極太の油揚げ麺。こちらもレギュラー商品の「ぶぶか 油そば」で使用されている麺と同じタイプで、麺量は130gの大盛サイズで食べ応え十分。ぶぶか油そばらしい部分でした。
具はすべてあとのせのふりかけのようなタイプで、肉ミンチ、チリ、ネギ、ニラ、きざみのりが入っています。油そばらしいのはきざみのりだけで、他は台湾まぜそばに入っている具となっています。ただ、すべて後入れの乾燥具のため、肉ミンチは台湾ミンチというより、すきやきふりかけの仲間みたいな感じで、ニラも乾燥していて風味に欠けているのは残念でした。
油そばと台湾まぜそばの融合というよりは、油そば屋さんが作った台湾まぜそばという感じがしました。ところどころ足りない材料を油そばのもので代用している雰囲気です。
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