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爆問・田中コロナ陽性で不在を『サンジャポ』はどうしのぐ? 代役MCの飯尾和樹に「空回り?」の声も

『サンデージャポン』コロナ陽性の爆問・田中不在をどうしのぐ? 代役MCの飯尾和樹に「空回り?」の声もの画像1
爆笑問題・田中裕二(写真/Sports Nippon「GettyImages」より)

 コロナ禍がTBS系の人気情報番組『サンデージャポン』に襲いかかった。MCの爆笑問題・田中裕二、アシスタントの山本里菜アナが相次いで感染し、8月30日の生放送を共に欠席した。

 当日、番組の冒頭では、田中の相方・太田光がこの2人と田中の妻・山口もえの感染が判明した経緯や、現在の病状などをていねいに説明。ふだんは毒舌の太田が山本アナへの気配りも見せ、その好感度はグッと上がった。

 同回の視聴率は15.8%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)で、前週(同23日)の10.8%から大幅アップ。前4週の平均12.4%からも大きく上げて、非常事態を迎えた同番組への視聴者の関心の高さを如実に示した。

 この日は、安倍晋三首相の辞意にともなう自民党総裁選の話題を中心に、剛力彩芽のオスカープロモーションからの退社ネタなどがテーマ。山本アナの代打を務めたのは良原安美アナだったが、以前からジャーナリストとして同番組に出演しており、同局の報道番組『Nスタ』のレギュラーとあって、経験も豊富で、そつなくこなした。

 一方、若干場違いな雰囲気を出していたのが、田中の代役となったずん・飯尾和樹だった。冒頭では番組を休むことになった田中からの謝罪コメントが読み上げられたが、飯尾は「オレの名前がない!」と抗議。さらに、「おかしいでしょ。何をやってるんですか、あの150センチの方は!」と声を荒らげた。

 飯尾はギャグを披露したりしたが、この日の役回りは“司会進行”とあって、完全に浮きまくり。一見、飯尾の起用は失敗だったかのようにも見えたが、一概にそうともいえないようだ。

「もともと、飯尾には番組MCの経験がほとんどありません。ましては、バラエティではなく情報番組。しかも、この日の主たるネタはお堅い総裁選。慣れない飯尾が浮いてしまう可能性が高いことを承知でTBSが起用したのですから、そんなことは織り込み済み。逆にそれを狙っていたのかもしれません。それで失敗なんて言うのは、飯尾に失礼な気がします」(テレビ誌記者)

 明日、6日オンエア回でも田中の欠席は確実。所属のタイタン・太田光代社長が陰性になっても、安易に復帰させない方針を示していることから、13日放送回も出演しない可能性が高そうだ。しばらくは、田中抜きでの進行を余儀なくされ、代打MCは週替わりになりそうだが、もともと自力のある番組だけに、かえって注目度を増して安泰のようだ。

最終更新:2020/09/05 21:00
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