『半沢直樹』白井大臣の「お・も・て・な・しイジり」が不評の理由とは…「しつこい」という声も
#堺雅人 #半沢直樹 #江口のりこ
現在放送中の堺雅人が主演を務める日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)。8月30日に放送された第7話は平均視聴率24.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。しかし、この好調な数字とは裏腹に、少々やりすぎな演出に視聴者からツッコミの声が寄せられている。
その演出とは、今シリーズの「帝国航空編」から登場する 白井大臣(江口のりこ)のことだ。元キャスターであり、国土交通大臣にサプライズ抜擢された白井大臣。党の広告塔として世間の支持を集める役割を担っている点や、トレードマークの白いスーツを着ていることが、蓮舫議員をモデルにしたとも言われている。
帝国航空の再建を巡り、東京中央銀行と白井大臣率いる政府が衝突する第7話では、憎たらしい白井大臣の演技が話題を呼んだ。帝国航空の債権放棄を要求する政府に対して、なんとしても債権放棄を拒否したい半沢は、白井大臣に猛反発する。白井大臣は「国の未来のために、御行がどうするべきか。今度こそ、わ・か・り・ま・す・よ・ね?」と、滝川クリステル風の台詞で半沢に圧力をかけた。
滝川といえば、2013年に行われた東京五輪を誘致するプレゼンテーションでの「お・も・て・な・し」が印象深い。この滝川をもろパクリしたような演出は、実は今回が1回目ではないのだ。白井大臣が初めて『半沢直樹』に登場した第4話でも、「い・ま・じゃ・な・い」というフレーズを披露している。
ネットではこの白井大臣の演出に「お・も・て・な・しイジりきたー!!」「クリステル真似好き」とテンションが上がるファンがいる一方で、「クリステル真似、しつこい」「ちょっとバズらせよう感が見透けてきてやだな」「狙いすぎだと思う、もう現実味はゼロ」など、やり過ぎ感を指摘する視聴者もいた。
人気を狙って決め台詞を連発するのは、これまで『半沢直樹』の演出でもよくあることだったが、白井大臣の「お・も・て・な・しイジり」には視聴者も飽きかけているようだ。蓮舫議員をモデルにしておきながら、無理やり滝川の「お・も・て・な・し」を入れ込んでいる設定が、もしかするとちぐはぐな印象を与えてしまったのかもしれない。
第7話では、債権放棄を全銀行に拒否され、惨敗に終わった白井大臣。第8話以降、どのような動きを見せるかにも注目が集まる。「お・も・て・な・しイジり」に代わる白井大臣の新たな決め台詞は飛び出すのだろうか。9月13日に放送される第8話を楽しみに待ちたい。
■番組情報
日曜劇場『半沢直樹』
TBS系にて、 毎週日曜21:00~放送
出演:堺雅人、上戸彩、及川光博、片岡愛之助、賀来賢人、尾上松也、筒井道隆、石黒 賢、児嶋一哉、宮野真守、段田安則、井川 遥、香川照之、柄本明、北大路欣也、ほか
原作:池井戸潤
脚本:丑尾健太郎ほか
演出:福澤克雄、田中健太、松木彩
プロデュース: 伊與田英徳、川嶋龍太郎、青山貴洋
制作著作:TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事