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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > BTS「兵役延期」改正法の争点

BTSビルボード首位の快挙も、迫る“入隊”のカウントダウン…K-POPの未来を左右する「兵役延期」改正法の論点

兵役がアイドルたちに及ぼす影響

 以前は、兵役は芸能生命を絶ってしまうほどの恐ろしいイベントとして、韓国芸能人の恐怖の対象だったという。しかし近年では、兵役への前向きな貢献が好感度上昇やキャラクター再確立などプラスに作用することも少なくない。

 法律が改正されれば、人気アイドルたちには正式に2年間の余裕ができる。それは、ファンたちの望むところでもある。一方で、兵役すら自らの芸能生活のひとつのイベントだと割り切り、満28歳で特別扱いされずに入隊するというセルフマネジメントを積極的に行えば、さらに人気を獲得するというポジティブな結果に繋がる可能性もあるだろう。

 旬を逃さないために2年間の猶予を利用するか、兵役後の芸能生活を見越して入隊を決断するか。人気アイドルたちの戦略に注目したい。

河 鐘基(ジャーナリスト)

リサーチャー&記者として、中国やアジア各国の大学教育・就職事情などをメディアで発信。中国有名大学と日本の大学間の新しい留学制度の設置などに業務として取り組む。「ロボティア」「BeautyTech.jp」「Forbes JAPAN」など、多数のメディアで執筆中。著書に「ドローンの衝撃 」(扶桑社新書) 「AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則」 (扶桑社新書)、共著に「ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実」 (光文社新書)など。

Twitter:@Roboteer_Tokyo

はじょんぎ

最終更新:2020/09/04 09:00
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